第430の解体ー精神を病むということ part 4 | 世界解体

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心とは何か?

精神を病むということ

これはとても重要だよ。

心とは何だろう?
辞書によれば「理性、知識、感情、意識など精神活動の総称、ま
たはそれらの活動のもととなっているもの」となってるけど、こ
れで分かるかな? 

簡単に言えば


感じたり考えたり怒ったり笑ったり
覚えたり夢見たりする行動を起こすもの


ということだね。こんな心がバランスを失って常軌を逸してしま
うことが「精神を病む」という状態だ。

じゃあその心そのものとは何なのだろう?
ボクらの場合、それは間違いなく脳だね。脳が正常に活動しなく
なってしまうと、ボクらは感じたり、考えたり、何かを覚えたり、
悲しんだり、夢を語ったりすること、つまり心の働きそのものを
失ってしまうんだからね。

ということは、精神を病むということは心を病むということ。つ
まり、


脳が上手く働かなくなること

なんだよね。
その原因はこれまで見てきたように色々。その中でも、
純粋に肉体的なダメージを受けてしまって(ウイルス、事故、先天
的障害など)、脳にも大きな不具合が生じたことによる精神の不健
全さはここでは語らないでおこうか。それは精神を病むというより、
体を病んでいることだからね。

問題にしたいのは、どうして肉体的には何ら問題が無いのに心が安
定せず病んでしまうのか? ということの方なんだ。

ボクらは、肉体的には健康であるにも関わらず、大なり小なり心に
不安定な要素を持ち、時として回復不能なまでの錯乱した状態にな
ってしまう。それはどうしてなのか?


解体はやっと本題に近付いた。ここからが本番だ。