常に自分!
ストーカー
次につなげよう。
信じやすいボクらは,基本的に自分の感覚を最重要と捉えて一日
一日を過ごす。これ自体は当たり前のことで,善くも悪くもない。
ごくごくナチュラルだ。でも,この基本も度が過ぎると様々なト
ンデモないことが生じてくる。
自分が信じるものの他人への押しつけ
自分が嫌うものへのトコトンの罵倒
自分の愛情を拒否するものへの嫌がらせ
同じ性質からストーカー以外のものもたくさん生まれて来てるん
だよね。そして,ボクらは誰ひとりの例外も無く,この危険を孕
んでいるんだ。
自分の感覚でしか生きられない以上,その感覚を精査することも
自分でしか出来ない。そのためにはより多くの材料を自分の内に
持っていないと,自分で自分をただすことは出来ないんだ。
徹底的な世界の解体
これが第一の条件だ。これは間違いない。知らないことが余りに
も多いと,ボクらは自分が何処にいて,何をしていて,何処に行
くのか,まったく何も分からず,ただ何かにすがりついて,それ
を正当化するためだけにその人生の時間を費やす他にない。
その後に必要になってくることもあるけど,今は良いだろう。
ただ,少なくとも,ストーカーを自分を除外した目で非難,否定
することがいかに愚かなことかは押さえておこう。
それは何も恥ずべきことじゃないんだから。