直感を働かせて星空を眺めれば。
宇宙の終わり
これで完結だ。
どこにあるのか分からないこの宇宙。
ボクらのこの宇宙が,どこかに泡のように浮かぶ無数の宇宙の
ひとつだったとしても,ボクらにとってはたったひとつの宇宙。
すべてのものは生じては滅び,また生まれては死ぬ
この宇宙も例外ではないだろう。永遠に膨張し,死なない宇宙
なんてどうもしっくりこない。ゼロから生まれた宇宙はまたゼ
ロに戻るんじゃないかな。もちろん何の裏付けもないし,観測
的な証拠もない。ましてや,現代の科学の主流が推測する結果
とはまったく異なっているけれど,宇宙は呼吸するかのように
膨張しては収縮
を繰り返すのではないだろうか?
つまり,ビッグバンのエネルギーは始めに膨張することに使わ
れるが,頂点に達したブランコのように,やがては今来た道を
戻って,始めに帰る。直感的に星空を眺めれば,こうなんじゃ
ないかなと思うんだよね。
もちろん科学的な推論じゃない。むしろアートに近い感じだけ
れど,たまには良いだろう。どうしても分からないだろうこと
もけっして少なくないんだから,ボクらは直感も大事にして,
それを伸ばしていくべきなんだ。
素晴らしい芸術作品はおおむねこの直感をもとに創造された。
ボクらの人生を豊かにし,生きる力を溢れさせるのは,もしか
したらこういった類いのものなんじゃないだろうか。
そう思わないかい?