恐怖
解体するよ。
「恐れること、怖がること」
と辞書にはあるけど、何について、また、どうしてそうなるのか？
恐怖の対象は様々だ。
高さだったり、昆虫だったり、幽霊だったり、冒険だったり。
どうしてそうなるかは、
基本的には、自分に危害、または生命の危険が及ぶのではと
案ずるところから来ているだな。
ボクらは恐怖を感じることで
身体的な能力をアップさせ、時にはずる賢く、上手くその場を切り抜ける
術を繰り出す。
火事の現場から逃げ出す時には
有効ではあるけれども、
自分の弱さから恐怖を感じる時は、
人として醜いふるまいをすることになる。
不必要に恐れるなかれ。
自分のことぐらいでイッパイイッパイになっても仕方ない。
ニンゲンの奥底に宿る感情ではあるけれど、これを如何に乗り越えるかで
ボクらの価値は決まってくるんじゃないかな？
恐怖は自分のイノチを守る為の信号。
でも、あまりその信号の音に敏感になっていては
やがて誰もいなくなる。
気付いたら、独り。
クダラナイと思うでしょ？
