第57の解体ー太陽系 | 世界解体

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情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
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馴染みはあるけど実はまったく分かってない、

太陽系

こいつを整理、解体していこう。

太陽系は太陽(恒星)を中心として、太陽に近い方から、
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星(惑星)、
月、ガニメデ、タイタン、トリトンなどの惑星の周りを回る衛星、
惑星の座を下りた冥王星を含むエッジワース・カイパーベルト天体、
彗星の巣とされるオールトの雲など、その他無数の小惑星、宇宙塵、
それにこれまで何度も出て来たダーク・マター、ダーク・エネルギー。

はじまりは今から46億年前、
星の最後である大爆発が起きた。その影響で宇宙空間にムラが出来、
チリやガスの濃い部分は時間とともにますます濃くなり、回転をド
ンドン速めていき、原始太陽系星雲となり、やがて高温・高圧にな
ったその中心部にぼんやりと原始太陽が光りだす、その周りを回転
する部分にもチリの固まった部分があり、次第に大きく、微惑星、
原始惑星となり、ついでに ...... 。


太陽系の出来上がるおおまかなシナリオ。

これが生れ変わりの真実だろう。
死に絶えたものが解き放った物質をモトに次代のものが作り上げら
れる。この物質の循環こそが輪廻だ。「エネルギー保存則」。
細部の状況に関わらず、どんな事があってもエネルギーの量はその
前後で全く変化しない。そう、すべてのものは形を変え、無限に、
存在し続ける。ニンゲンの生れ変わりもこういった自然をふまえて
判断すれば良い。

さて、はなしを戻して、
太陽系の大きさなんだけど、太陽から冥王星までで大体60億km。
オールトの雲までをその範囲とすれば大体20兆km。ただ、光年
に直せば、それぞれ0.0006光年と2光年。直径15万光年の
銀河系から見ればごくごく小さいのが分かるよね。

ただ、ボクらの感覚からすれば、太陽系でもとてつもなく大きい。
でも、太陽系にある星の中で、現在、生命を宿す可能性のある星は、
地球の他にわずか3つ。


火星、エウロパ(木星の衛星)、タイタン(土星の衛星)

生命と言ってもボクらのような高度なものではないことは確認して
おこう。


全宇宙から見れば、ホントに小さい。
そんな太陽系でもまだ、ボクらは冥王星を過ぎて
少しのところまでしか行けてないんだ。


分からないことだらけでも当然。
そう思うよね?