※ この記事は、2011年8月に投稿したものです 

 

 

人間が本来、生きるためのエネルギーを頂く方向は縦

即ち、天・宇宙である。

故に、そのためには天・宇宙と繋がる必要がある。

それが祈りという行為である。


しかし、いつしか人間は

この天・宇宙と繋がる行為が面倒になり

安易に横からエネルギーを奪って生き始めた。

横方向からのエネルギーの略奪=人間からエネルギーを奪う

即ち横取りである。


喩えば口喧嘩などの末、勝った方は何となく

元気になった錯覚を起こす。

反対に負けた方は意気消沈した気分になる。

勝った方には、負けた方から

エネルギーが流れていく仕組みになっているからだ。


故に、喧嘩や言い争いで勝ちを収めた方は

勝ち取ったエネルギーが枯渇しそうになると

エネルギー補充のため、また争いを繰り返す。

再度、誰かを打ち負かしてエネルギーを得ようとする。


生きるためのエネルギーは縦方向から

即ち天・宇宙からなら、無限に供給されるというのに

いつしか人は、そのための祈るという行為を面倒くさがり

横にいる人からエネルギーを奪い、生き始めてしまったのだ。


横取りは、安易にエネルギーを調達出来る手段だ。

しかし、縦取りの無限のエネルギーとは反対に

横取りのエネルギーは有限なのだ。

故に、常にエネルギーを奪い続けなければ生きられない。

この権力闘争のメカニズムこそが

戦争の入り口、縮図に他ならない。

 

 

 

 

 

 

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