大局観 -1405ページ目

記憶力


記憶力について考えます。


記憶力は人にとり、一番大事な能力です。


過去の記憶を忘れ、何度も同じことをすることがあります。同じテレビを見たり同じ本を読んだり・・・。読んだはずの本を見ても、何が書いてあったか思い出せなかったり・・・


『過去の記憶を失うということは、その過去がなかったのと同じ!』 です。とても恐ろしい。


私はこれを『ザル人生』と呼んでいます。いくら水を汲んでも、貯める桶に穴があいているようなものです。


ザルの目を小さくする努力をしなければ、ホント無駄な人生を歩みます。

しかし、実際、ザル人生を歩んでいる人は多い。



≪忘れないためには?≫

結論から言うと、脳には無理です。


生物にとって、一番大事なことは「今」です。「危険が迫っている今をどう乗り切るか?」とか、「目の前のエサをどうして捕まえるか?」が大事なのです。


脳には容量の限界があるので、過去のことを忘れていかないと今に対応できません。もともと忘れるようになっているのです。脳とはそういうもの。


ただし、過去、危険にあったようなこと(マイナスの経験)はよく覚えています。それは生きていくうえで、必要なことだからです。



≪脳が無理ならどうするか≫


道具を使えばよいのです。つまり、外部に記憶させるのです。(外部記憶)

メモ、パソコン、写真、ビデオ、・・・・


外部記憶は、決して忘れることはありません。

「外部記憶を使うこと」これが根本解決です。



ちなみに私は、メモ魔です。ちょっと大げさですが


私のモットーは、『1回見聞きした大事なことは、忘れない』 です。


人生を効率良く生きたですから。



以 上