大局観 -1402ページ目

身体と道具

身体と道具について、考えてみます。

1.身体を鍛えるケースとして、次の2つがあります。
 ・スポーツ
 ・脳活動

<スポーツ>
身体を鍛えるには、すごい努力が要ります。維持するのも大変です。
しかも、どんなスポーツ選手にも早い引退があります。ピークはだいたい20代でしょうか。

<脳活動>
身体の一部の脳を使います。脳は、高齢者でもしっかりしています。
従って、人間は脳活動に向いている、と言えます。
脳を活かすことをしている人は、良い人生を送れるということでもあります。


2.ところで、道具はどうでしょうか?
 ・進歩が著しい
 ・維持は容易
 ・引退や死がほぼない

つまり、道具を使わない手はありません。 『道具を使う』これが飛躍のキーワードです


3.脳の働きには以下があります。
 ①知覚
 ②運動
 ③記憶
 ④思考
 ⑤本能
 ⑥生命維持

知覚:今やテレビ、携帯、ネット、カーナビ・・・などかなりの道具を活用しています

運動:乗り物など、これも相当道具を活用しています

記憶:これはまだ誤解があります。記憶力を向上させようと、記憶脳を鍛えることにのみ注意が払われているところがあります。そして学校のテストはまさに脳の記憶力を競っています。何も見てはいけないと。しかし、実社会で、何も見てはいけないという場面があるでしょうか?
何を見てもよいからいい方法を見つけよ、というのが、実社会ではないでしょうか?

記憶は道具にまかせれば良い。脳のエネルギーを記憶に消耗すべきではない。が私の持論です。


思考:コンピューター等、一部の道具はありますが、まだまだ道具の活用は十分ではありません。この分野にこそ脳のエネルギーを注ぐべきです
   

『思考』に、道具をいかに活用するか?」 これは人類の今後のテーマとも言えます。

そして、これが実現した暁には、人間社会は様変わりしていることでしょう。


 
以 上