原産地規則(6)

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皆さん、こんにちは

片山立志です。

ANAで香港に行っていました。ちょうど小春日和で気持ちの良い日を過ごしてきました。

香港に行くと花粉症の症状が消えるので、ほっとします。

今回は、現地ツアーに参加して回ってみました。大型バスに乗って回るので腰痛持ちの私には楽ちんです。

ビクトリアピークにもアバディーンにも乗り換えなしで行ってきました。香港に行くたびに回るのですが、何回行っても飽きないところです。

というわけで、早速、原産地規則の続きをお話しします。

次に加工工程基準SP:Special Processed)についてお話しします。

PSR(品目別原産地規則)に定められているこの基準は、域外(締約国外)の原材料が域内(締約国内)で定められた加工工程を経てできた製品について原産性を認めるというものです。

 

TPPの場合、税関では、グリセリンがTPP原産性として認められる場合を例示しています。これは、域外の原材料であるプロピレン

をTPP締約国である日本(域内)で、化学反応を起こさせることによりグリセリンが生成された場合、当該グリセリンは、たとえ関税分類基準に該当しなくてもTPP原産品として認められるというものです。

この場合、化学反応(新たな構造を有する分子を生じる化学反応)という工程を踏んでいるというのがポイントです。このように、化学品に主に使われる原産地規則です。

もうひとつ、繊維製品に対してもこの加工工程基準が使われます。

 

これまでEPA原産地の話をしてきましたが、繊維製品の加工工程基準は、過去には、関税暫定措置法に定める「特恵関税」についてのものが出題されています。TPPの繊維製品の加工工程基準とは、大きく異なりますが、特恵関税の繊維製品の加工工程基準の方が試験対策的に重要です。また、実務的にもTPPよりも特恵関税の方が重宝すると思われます。

なぜかは、勉強していくとわかります。

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では、次回をお楽しみに