バイクのメンテナンスを実施しました。

今回 GSX1300R初期型のフォークメンテです。

最近フォークのダストシールのひび割れが気になります。
フォークオイルの漏れは、まだ無さそうです。

左右フォークのオイルシール、ダストシール、フォークオイルの交換をします。
取り外し前の各部設定値をメモしておきます。

 


分解時に各設定値を最も緩めた状態にしておきます。
フォークキャップは半分ほど下げた状態で工具使い手で回せるまで緩めておきます。

画像は有りませんが
フロントホイール外すのにエンジン下部にパンタグラフジャッキー2丁かませます。

 

 

念のためフレーム前部をチェーンブロックで吊っておきます。





前段階の準備が済みクランプ上下緩め左右のフォーク本体を抜き取ります。

シール類の交換にはインナーパイプをアウターより外す必要が有ります。
フォークキャップを外す為、インナーを圧縮する必要が有ります。
正規には”フォークスプリングコンプレッサー”と言う専用治具が有るそうです。

ネットの情報にて治具を作りました。
40x40mm角棒と8mmボルト・ナット・ワッシャーを使います。

 

 

 

 

 

作った治具をセット後ベルトと別途パンタグラフジャッキー使い圧縮します。
ジャッキーでベルトを張った状態でベルトに手を触れてもかなりの力が掛かっています
ジャッキー無しで素手で押し込めそうにないです無理です!!

 

 

 

予め緩めていたフォークキャップ外し廃油を排出します
使っていたフォークオイルは予想通り真っ黒でした。




インナー、アウター、スプリングを洗浄し新品部品のオイルシール、ダストシールを取り付けます

 

 

 

新品部品組付け後フォークオイル指定量注入します。
各設定箇所をとりあえず元の設定値へ戻します。
外したカウル類を戻し走行しました。
特にフォークオイルが新しくなった事による体感はわかりません。
自分としてはダストシールのひび割れが無くなっただけで良いかな?です。