花月は基本は5人一組でします。


まず、次の間で札を引いて、亭主と正客とお客様の順番を決めます。


花の札を引いた人が亭主、月の札を引いた人が正客で後は番号どうりの順番に席入りします。


茶道口に正客はお扇子を置き一礼して、立って右足から入ります。右左右とカギ畳みも右で越え、真ん中の畳は左で正客は越えます。自分のお席の畳は右で越え、次客のほうを向いて回り座ります。


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次客も入る角度は同じですが足は全て右から入ります。


3,4客はカギ畳を越えずに真横に回り真っ直ぐ右足で進みます。


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全員が8畳に落ち着くと、亭主が出てきて向い付けのご挨拶をします。


挨拶済むと、お客様は全員袱紗を腰に着けます。

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腰に袱紗を着けると、正客からお先にと一礼して真ん中の4畳半に進みます。


それまで亭主は茶道口で折り据えを膝前に控えています。


全員が4畳半に入ったら折り据えを右向こうに廻して正面を向け正客に持っていきます。

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亭主は折り据えを正客の正面に置いたら、一膝下座に下がり立って水屋に下がります。

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亭主は茶碗を持ち出し、棚の前で夏目と置き合せします。


建水を持ち出し、敷居のところに置きます。


そこまでが亭主の最初の仕事です。


その後は札の花、ここでは最初の花なので初花といいます。その人の仕事です。

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亭主が仮坐に座ると、正客が折り据えを廻します。


最初は自分が何の役か解りません。


引いた札はまだ後ろは見ないで膝前一つ目に置いておく決まりです。

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さて、亭主にも折り据えが廻ってきました。


亭主が折り据えから札を取り右手に握りこんで、折り据えを下におくのが合図で花の札を名乗ります。


最初はお点前がまだなのでお茶がありませんから、お茶が飲める月の札は名乗らないのです。

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亭主の仮坐の後ろを初花に当たった人が替え札を取り通りお点前に向かいます。


敷居の建水を初花が取り、立ち上がると初花が次客なので3客以下の人が繰り上がります。


このときは、全員右足から立って三下がりで右足から4畳半に入ります。

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もたもたしていると、初花が柄杓を引いて総礼するのに間に合わないときがあります。

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初花はいつものお薄の準備をしてお茶を一服立てます。

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お点前の人が茶杓を持つと正客は折り据えをとります。

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それぞれ中の札を引き、隣に送ります。

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ここは、茶碗にお抹茶が立ち出されると、月と花の人が札を見て名乗り、お点前の人は松と声を上げます。


4客の人はこの亭主の松の声を聞いたら折り据えを仮坐に送ります。

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2服目も同じに進んでいきます。


亭主が茶杓を取ると正客が折り据えを取ります。


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初花がまた花に当たりました。


全然当たらない人もいます。


くじなのでいろんなパターンが起こります。

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仕舞い花に末客の方が当たりました。

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同じように一服立てます。




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ただ、平花月はお薄4服という決まりがあります。


これが最後ということで、折り据えは隅かけに送るといって、相手に向かい斜め向きに送る合図です。

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4客に廻ってきた折据えには亭主の札がないので、4客は亭主から札を貰いにいきます。

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折り据えが正客に戻り、お茶碗が亭主に返ったところで全員で総礼になります。

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これを総礼座代わりといいます。


皆さん初めてでは混乱します。


何をしているかというと、自分が最初座った席に帰らなければならないのです。


簡単に言うと、二上がり、三下がりでお互いクロスできればよいのですが最初から上手くはいきません。

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仕舞い花は片付けをしていきます。

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最初のように建水を敷居のところに置くまでが、仕舞い花の役になります。


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その後は亭主が下げていきます。

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水次を棚の前に置いたら、花月は折り据えで総礼して折り据えを懐中してからお水を水差しに入れます。

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送り礼が終わると、袱紗を懐中して、扇子を前に一礼して退席します。
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今回は初心の方の為にもと思い、かなり説明を増やしたのですが、まだ説明しきれないところがあるような気がいたします。


花月は、同時に何人もの方が動くので、花月だけはカメラでもビデオでもなかなか勉強するには難しいと思います。


なんといっても、実際のやっているところを見るのが勉強になると思います。


炉の花月も残り少なくなってきました。


頑張って参加してください。