お母さん達が華展のお花のリハーサルを終わると娘さんはレリーフを作りたくてしょうがないようであった。
額にはレースを巻いて、新郎新婦の像を埋め込みたいと言う。
お人形をレリーフに使うと言うのだ。
もう教室はジューンブライドで盛り上がり、笑い声がたえなかった。
お母さん達は6月の花嫁をお花で表現すると言う難しい宿題が残された。
だんだん、華展の準備もできてきた。
今回はうちの教室だけでする華展である。
何回か過去に華展をしたが、姉のギャラリーを使うのは初めてである。
6月12日が活けこみで華展は13日、14日、15日だそうだ。
もう、2週間を切った。
まだ花材が決まらない人もいて仕入れが間に合うか不安である。
殆ど華展は初めてな生徒さんが多い。
私もお花は草月も池坊も少ししか習ってない。
教える資格はないが、お手伝いはして上げなければ間に合わない気がする。
いつもは家元のデパートの華展に出品することがあったが、こんな大変ではなかった気がする。
デパートの出品は自分がお花を選ぶが、大きさと花型は家元の方で指定してくる。
今度のようにギャラリー全部を生徒さんの作品で一杯にするのだから、手伝う方も遣り甲斐がある。