先日突然、我が家に光回線の関係者らしい二人の営業マンが来訪した。

入り口に出向くと一人は少し離れて上(光ケーブル)を見上げ、もう一人は私に話しかけて来た。

 

「お宅は、光回線ですね、ボックスを変えると安くなりますよ」などと意味のわからない前置きから話が始まった。

 

バインダーを片手に、質問口調で「光はどちらをお使いですか?」、「インターネットなどのスピードが落ちることはありませんか?」、「プロバイダーはどちらですか?」、「携帯電話は、光回線の事業者と同じですか?」、「テレビも回線を使っていますか?」などと調査まがいの質問が続き、片手のバインダーにある用紙に記入していく。

 

見ればNUROのロゴマーク、どうしてうちに来たのかを訊ねると、「この辺一帯の光回線のお宅に説明に回っています」との返事、とにかく、口頭で光回線やプロバイダーなどあれこれ矢継ぎ早に話を聞いても理解しがたいので、「うちは今のままで結構です」と2~3分で話を打ち切って断った。

 

家に入り外をみると、二人は何やら目線を合わせ、内輪話をして立ち去った。

 

それから確認のため、私の使っている光回線事業者及びNURO光回線事業者のそれぞれのサポートセンターに電話で問い合わせをしてた。

「戸別訪問を代理店に認めているか?」訊ねたところ「そんなことはありません。ありがとうございます。注意を呼びかけます」との回答でした。

 

ネットで同じようなことが掲載されていないかを調べて見ると、光回線の個別訪問をする悪質営業に関する記事がたくさんあり、「不利益な取引をさせられた、悪質な契約をいつのまにかさせられた」などと、被害が多発していることが紹介されています

 

以前は、よく電話で代理店を名乗り光回線の売込みを受けたものですが、電話機に「登録者以外拒否設定」して以来、その煩わしさはなくなったのですが、今は光回線敷設宅への個別訪問が横行しているみたいですね。

 

いずれにしても、前触れもなく突然個人宅を訪れて光回線に関わる甘い話(「通信費が安くなる」、スピードが速くなる」、「特典があります」など)を持ち掛けられた場合は、悪質業者、違法業者と考え即座に断ることを進めします。

 

長話は禁物です。相手の術中に嵌らないようしましょう。特に高齢者の身内の方にはその旨注意を促しておきましょう!

 

基本的には、数少ない正規の代理店であっても、事前に何らかの連絡なしに自宅を訪れることはあり得ないとの事業者の話です

 

従って、代理店や事業者の社員をかたり、事前連絡なしで自宅を訪れた場合、たとえ工事や調査の要件を匂わせても、ましてや、「安くなります」、「特典やキャンペーンがつきます」などの甘い話の勧誘(誘導、セールス)は、「現状で満足しています」と言って絶対にお断りしましょう!

間違っても「実は、・・・・・で困っています」など、相手に付け入る隙を与えないよう気をつけてください!

 

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