突然の動悸や息苦しさ…体の中で何が起きているの?


突然、
「心臓がバクバクする」
「息が吸えない」
「このまま倒れてしまうかもしれない」
そんな強い不安とともに、動悸や息苦しさに襲われるパニック発作。


経験したことがない方には理解されにくいですが、ご本人にとっては本当に命の危険を感じるほど苦しいものです。


では、パニック障害の時、脳や体の中では一体何が起きているのでしょうか。
整体院おかべの視点も交えながら、わかりやすくお話しします。


パニック障害は「脳の誤作動」に近い状態


結論から言うと、パニック障害は脳の危険察知システムが過敏になっている状態と考えられています。
人間の脳には、
「危険から身を守る仕組み」
があります。
例えば、
  • 車が急に飛び出してきた
  • 大きな音がした
  • 転びそうになった
こうした危険を感じた時、脳は瞬時に
「危ない!」
と判断します。
すると自律神経のうち交感神経が一気に優位になります。


体は「戦うか逃げるか」のモードに入る


危険を感じると、体はすぐに行動できるよう準備を始めます。
その時に起こる反応が、
  • 心拍数が上がる
  • 呼吸が速くなる
  • 血圧が上がる
  • 筋肉が緊張する
という変化です。
これは本来、とても正常な防御反応です。
いわゆる「戦うか逃げるか(Fight or Flight)」という反応です。


パニック障害では危険がないのに警報が鳴る


パニック障害では、この危険察知システムが敏感になりすぎてしまいます。
本当は危険ではない場面でも、脳が
「危険だ!」
と勘違いしてしまうのです。
例えば、


電車の中
美容院
スーパー
人混み


など、本来安全な場所でも発作が起こることがあります。
つまり、火事ではないのに火災報知器が鳴っているような状態です。


なぜ息苦しくなるのか?


パニック発作で多い症状のひとつが、息苦しさです。
これは脳が危険を感じることで、呼吸が速く浅くなるためです。
呼吸が浅く速くなると、体の中の酸素と二酸化炭素のバランスが崩れます。
すると、
  • 息苦しい
  • めまい
  • 手足のしびれ
  • 胸の圧迫感
などが起こりやすくなります。
この不快感によってさらに不安が強まり、
「また発作が来るかも」
という恐怖につながることもあります。


体の緊張が発作を起こしやすくすることも


整体院おかべで感じるのは、パニック障害を抱える方の多くが、体もかなり緊張していることです。
特に、
  • 背中
  • みぞおち周辺
このあたりが硬くなっている方が多く見られます。
体が常に緊張していると、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅い状態が続くと、脳は無意識に危険を感じやすくなります。
つまり、脳だけでなく体の状態も大きく関係していることがあります。


発作そのものは危険ではない


パニック発作はとても苦しいですが、発作そのもので命を落とすことは基本的にありません。
ここはとても大切なポイントです。
脳が強い警報を出しているだけで、実際に命の危険が起きているわけではありません。
とはいえ、その苦しさは本当に大きいものです。
だからこそ、心だけでなく体からも整えていくことが大切です。



整体でできること


整体院おかべでは、パニック障害そのものを治療することはできません。
ですが、
  • 首肩の緊張緩和
  • 背中や胸郭の柔軟性改善
  • 呼吸しやすい体づくり
  • 自律神経が働きやすい状態づくり
を通して、心身がリラックスしやすい環境づくりをサポートしています。
施術後に、
「呼吸が深くなった」
「体の力が抜けた」
「久しぶりに安心できた」
と感じる方も多くいらっしゃいます。


一人で抱え込まないでください


パニック障害は、気のせいでも甘えでもありません。
脳と体が一生懸命サインを出している状態です。
もし、
  • 動悸
  • 息苦しさ
  • 不安感
  • 体の強いこわばり
に悩んでいるなら、一人で抱え込まないでください。
整体院おかべでは、お一人おひとりのお体の状態を丁寧に確認しながら、少しでも安心して過ごせる毎日をサポートしています。
心だけでなく、体から整えることも回復への大切な一歩になるかもしれません。