民主主義は、私はあまり好きではないです。
(対抗勢力とされる共産主義は、論外ですが)
というのも、
前回お伝えしたように、人間の能力は限られているからです。
人間の能力が、大幅に進歩しない限り、本当の民主主義は無理だし、
矛盾が吹き出やすいと思うからです。
人類の平均IQが180以上になるならば、可能と考えますが、
現在の地球の人間の平均IQは100前後ですので、
世界一高いと言われている日本人でも110ですので、
結構無理があると思います。
現代の人間は、まだそんな強くない。
こういうことです。
そういえば、
こんな驚くべきお子さんが、いますね。
吉村さんという方ですね。
彼女はIQがかなり高くて180超えじゃないでしょうかね。
現在、慶應初等部と、アメリカの音楽大学の二股学籍のようですが、
大学でも、オールAだそうです。
音楽一族に生まれていて、 胎教の段階から英才教育だと思われますが、
伝えたことを理解できる と言うのは、IQがよほど高くなければ無理です。
ましてや、こんなバイオリンの超高等技術や表現をコピーする事は、
不可能でしょうね。
オールAの理由が、よく分かります。
このレベルが、一般庶民の平均になるならば、
民主主義は簡単に実現すると思います。
ただ、
高いIQだから良い と言う訳ではありません。
この動画などを、よく聞けば分かりますが、
１０歳に満たない子供が、この表現力やこの領域に達成したことが、
重要で魅力なんであって、
３０歳を超えたプレイヤーが、この演奏力、表現力では、問題があります。
まぁ、普通のプロとしてなら、通用するでしょうけど。
３０歳になったときに、このレベル以上を継続できるかどうかが、大事なんですよね。
高いIQの方は、沢山いらっしゃいますね。
この表紙のアインシュタインも、奥さんへのDVが止められなかったと言います。
何が世界平和でしょうか（笑）
彼は科学史的にはあまり評価が高くなくて。
当時の物理界に頭の古い、今でいうジャニー喜多川みたいなのがいたので、
相対性理論も、他の優秀な科学者は何も言えずにいて、
町の特許屋が言ってくれたので、助かったという背景話もあります。
ボーアとの「神はサイコロを振らない」論争は、アインシュタインの完敗ですし。
ボーアの方が、超一級の学者でした。
IQが高いからと言って、「全部任せろ！」とは言えないのです。
IQの高い低いより、
それ以上にもっと大切な事は、自分の人生を楽しめるかどうかです。
高いIQがあって、落ち込む方は大変多いです。
実際の調査では、IQが135以上だと、躁鬱病になる確率が、
高くなってくるそうです。
私の友人も、まさにこれでした。
もしかすると、IQ 135以上の知能を発揮する体と言うのは、
呼吸器が弱い体、異常な体なのかもしれません。
呼吸器が弱いために、こうした精神疾患にもかかりやすいと思います。
こんな感じの分布になります。
IQ 80あたりを、境界知能と言いますが、
この辺の方は、やはり写真の見た目からも呼吸器が弱い感じがします。
このNHKの方の写真も、中学生の頃の写真で口が「へ」の形をしていますよね。
への字。
これは知能と関係なく、呼吸器が落ちている１つの証拠でもあります。
なんでも病気にしない方が良いと思います。
高IQと低IQを描いた「アルジャーノンに花束を」というへベストセラーがあります。
映像化もしました。
ちょっと極端なような感じもしますが、
幸せそうに暮らしていたのは、IQが低い時の時期。
高いIQになると、様々なものが見えてくると、傲慢になり、
口うるさくなり、不安に悩まされるようになりました。
現実的には、IQが低くても、コンプレックスに悩まされる事は充分があるので、
性根が腐った人もいるので（笑）、どっちが良いとは言えません。
ちょっと低IQを礼賛しすぎの、お花畑な小説です。
IQが低かろうが高かろうが、
「今を楽しむ」ということが、人間が大事だと思います。
それをちょっと前は、EQと言いましたが、最近は全然聞かないですね。
IQが 両極端の人は、人間社会をすこし楽しみにくいのかもしれません。
刹那的、耽溺的に「今を楽しむ」と言うのは、現実逃避ですが、
現実逃避ではない積極的な意味で「今を楽しむ」です。
私も考えていた時期がありましたが、色々と見て比較すると、
狩猟採集社会の方が、「今を楽しむ」は実現できやすいようです。
狩猟採集社会でも、両極端のIQは等しくいますからね。
IQが低くても高くても、その住む社会からの影響は免れないです。
今のように高度に社会が発達してしまうと、なかなか難しいかもしれませんね。
特に都会では。
人間を見れば見るほど、よくあるIQ信仰「IQが高い人は幸せ」
は嘘であることが分かります。
普通の世間を出世して行くには、IQが高い方が良いと思いますが、
それは幸せや、充実した、安定した暮らしとは関係がないです。
関係がないのです。
あなた自身が、何が欲しいかです。
どんな人生が欲しいのか？
これを描いて下さい。
そして、よく内容を精査することです。
本当に高いIQが必要なのか、
本当に高い地位や、本当に莫大なお金が必要なのか？
ということです。
例えば、
能力がないのに、親から莫大な財産を相続した。
こうした人は、大抵つぶれてしまいます。
自分でコントロールできるほどの器がないのに、膨大な力があるからですね。
いってみれば、
ハンドルやブレーキが壊れたF1カーを東京の公道で運転するようなものです。
パワーとスピードがある分、危なくてしょうがないのです。
よほどの運転テクニックがないと、無理です。
お金も、IQも、社会的立場も同じことが言えます。
しっかりした民主主義を実現するならば、高いIQの人たちが必要だが、
世間一般の人たちが、羨望してるような高いIQによって、全てが解決できるわけではない。
このことはお伝えしておきたいと思います。
少なくとも、人間の幸せとは、高いIQは、
あまり関係がないのです。
それよりも、心のあり方です。
（感謝）
セルフ整体道場・新宿天心會 吉田直樹 拝
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