前回は、夏場の冷えは蓄積し、意外な時期に体調を崩す ことをお伝えしましたが、
そんな冷房による夏場の冷えが招くトラブルには、様々な症状があります。
次のような症状があったら、ちょっと気をつけてくださいね。
あなたは… 大丈夫ですか?
・ 疲れがとれない
冷えが慢性化すると、ホルモンや自律神経のバランスが崩れやすくなります。
疲れやだるさが抜け難くなり、精神面にも負担がかかるようになります。
・ むくみ
自律神経のバランスが崩れると、体内の代謝が悪化し、手や脚がむくみ易くなります。
・ 肩こり
血液の循環が悪くなるため、疲労物質の乳酸が筋肉にたまり、肩がこり易くなります。
・ 免疫力の低下
上記のような体内バランスの変調によって、免疫力が低下します。
感染症にかかり易くなったり、アレルギー反応を起こし易くなります。
・ 生理不順や生理痛
女性は冷えによるホルモンバランスの乱れから、生理不順や生理痛が起こる場合もあります。
また、冷えは骨盤を歪ませてしまうという説もあります。
・ めまいやふらつき
急に冷房のきいた部屋に移ると、気分が悪くなったり、めまいやふらつきを感じる人もいます。
これは「コールドショック」と呼ばれる症状で、急激な温度差に体が軽いショック状態になるものです。
一般的に冷房(クーラー)病とは言っても、病気ではありません。
しかし、放置すると次第にクーラーの風に少しあたっただけでも、
ものすごく寒く感じ、温暖な場所でも冷え感が抜け切らないようになります。
冷えの慢性化が悪化すると、手足が冷えるというよりほてるようになります。
これは自律神経の麻痺によるもので、こうなってしまうと・・・
年中様々な冷えによる体調不良に悩まされることになります。
次回は、その対処方法についてです。