これまで熱中症の「メカニズム 」と「対処方法 」をお伝えしましたが、
今回は、「熱中症の予防と対策」についてです。
・睡眠不足や風邪ぎみなど、体調の悪いときは暑い日中の外出や運動は控える。
・喉の渇きを覚える前に、こまめに水分補給。汗と一緒に塩分が失われることを考えると、
0.1%程度の塩水もしくはスポーツドリンクを飲むのがオススメ。
・通気性の良い洋服を着て、外出時は帽子や日傘で直射日光を遮ったり、
携帯タイプの団扇(うちわ)や扇子(せんす)で風を当てる。
・体内の機能が発育途中の子どもや、体力が衰えはじめた高齢者は熱中症になりやすい。
年齢を意識して、予防を心がけることも大切。
・自宅でも簾(すだれ)、葦(よしず)、グリーンカーテンを活用し、日差しを遮る。
冷房は屋内外の気温差が大きくなりすぎないように注意して、快適な温度設定で。
これらの「予防と対策」に気を配り、暑さ厳しい夏を元気に乗り切りましょう。