インターハイ埼玉県予選が終わりました。

今年のテーマは「みんなでがんばる みんなで応援」でした。部活動の教育的意義として「人間形成」があります。

「人間形成」というと少し重い感じがしますが、要は仲間づくりです。練習や試合を通し共に努力し、共に喜び、

共に涙する。居心地のよい場。そんな側面が部活動にはあると思います。今年のチームは「仲の良さ」が際立っています。

優しく頼りになる三年生。互いの気持ちを分かり合える二年生。やる気のある一年生。とてもよいチームだと思います。

高校生という発育発達段階を考えて、「走り込みはやらない」「ウエイトトレーニングはやらない」身体の使い方を身につける「認知動作型トレーニング」を行い、「運動の原理・原則に基づいた技術」を身につけて競技力を向上させることを目指すことをメインとしています。果たしてそんなことが可能なのでしょうか。

今年のチームには全国中学で活躍したスーパースターはいません。だからこそ、徹底してこの冬に「認知動作型トレーニング」と「身体の使い方を生かすドリル」を行いました。

「練習でできないことは試合でできない」「試合でやりたいことは練習で必ずやる」ということを生徒に言い続けてきました。これは脳の効果を十分に生かすことにつながります。

特にスプリントにはこだわりをもって行ってきました。

従来のハムストリングと大腿四頭筋を使った走りから身体の中心から力を出す。大腰筋などのインナーマッスルを使った走り、脚全体で大きな楕円を描く走りをする。原理原則にあった走りです。この走りはイメージとしてはわかるのですが、コーチングが非常に難しいため、ドリルなどの創意工夫が必要になります。鍋のようなものを使った骨盤を動かすUFOトレーニング、古武術である「なんば」を使った走り、自らが考案した「HIP DRIVE DRILL」を駆使して練習しています。また、スプリントに必要な技術を段階に応じて教えています。

その結果、例えば

中里陽菜(2年)は

2023 100m 12.61     200m 25.68

2024    100m 12.27 200m  25.52

2025    100m   12.21  200m    25.08

と順調に成長を続けています。

今年中には11秒台、24秒台に突入できると思います。

本木結萌(3年)は

2023 100m 12.72    200m 25.17

2024    100m 12.64 200m  26.54

2025    100m   12.57  200m    26.33

リレーの要として活躍すると思います。

坂本日菜子(3年)は

2024   400m  1.00.17

2025   400m  58.72

井上美優(3年)は

2024   400m  1.00.20

2025   400m  58.68

と成長しています。

2人ともマイルの要として活躍すると思います。

400Rを見てみると

2024 47.98   上月郁奈 中里陽菜 本木結萌 渡辺琴

2025   47.43   上月郁奈 中里陽菜 本木結萌 渡辺琴

1600Rを見てみると

2024  3.52.29  井上美優 中里陽菜 中嶋杏佳 渡辺琴

2025 3.51.42   井上美優 中里陽菜 坂本日菜子 渡辺琴

このように徐々に新たな練習方法の成果が出てきているようです。

今年のテーマ「みんなでがんばる みんなで応援」で関東大会に向けてさらに高めていきたいと思います。