軽んじます。
エリは子らの悪事を聞いて彼らを叱りますが、彼らはエリの話に耳を傾けよう
ともしません。
神が彼らを殺そうとされたからです。
サムエルは成長し、神からも人々からも愛され、ある時、一人の神の人が
エリに「神が将来、その家の者を一人を除いて皆剣で滅ぼし、その子らは共に
同じ日に死ぬ」という神の言葉を伝えます。
そして、「神が一人の忠実な祭司を起す」という良い知らせも伝えます。
その人は神が油注いだ者の前に常に歩みます。
(サム上 2:12-35)
祭司エリには二人の子供がいましたが、二人とも神に逆らい、人々の評判も
良くありません。
そのため、神は人を通して、エリに将来下される裁きの音信を伝えられます。
神はエリの家の人々をサムエル以外は殺害し、子らホフニとピネハスは同じ
日に死ぬと決められます。
しかし、サムエルに関しては、彼をイスラエルの「忠実な祭司」とされ、彼は
王の前を行きます。
「神が油注いだ者」(“油注がれた者”ともいう)とは王を表します。
当時、王を任命する際に、その頭に油を注ぐ儀式を行っていました。
この時点で、イスラエルが将来、王国になることが予告されています。
そして、実際に、サムエルは初代の王サウルと二代目の王ダビデの頭に
油を注ぎます。
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