9/23私は弍段を取得するため昇段審査を受審させていただいた。


型三種、20人連続組手が課題となる。


今年に入ってから東伏見道場の朝練に参加したが体力も落ち数回のスパーリングで息も絶え絶えになっていた…


情けない。


道場生達には「黒帯を取ってからがスタート」と言っておきながら私自身が稽古を怠っていたのだ。


K徳先生、K下先生を筆頭に朝練メンバーの方々は私の体力に合わせ稽古に付き合ってくださった。


徐々にだが体力を取り戻しそれと同時に空手の稽古の楽しさを思い出していった。


昇段審査の一ヶ月前くらいには何とか20人分の連続スパーもこなせるようになった。


20ラウンドの連続スパー、20ラウンドのダミーミット、全身防具ミットをつけてもらっての20ラウンドの打ち込みスパーのおかげだ。


体重も5キロ以上落ちていた。

(太っていたのだ)


周りから「なんか顔がシュッとしました?」と言われ喜んだりもした。



「小原先生頑張ってくださいね!」


「応援に行きますね!」


少年部の道場生達からたくさんの応援をもらった。



審査一週間前位から急に緊張し始めてしまった。

(20人もつのかな??型失敗したらどうしよう…)





そして審査当日。


同じく昇級審査を受ける方々も時間いっぱいまで技の確認をし、緊張の中審査をやり切っておられた。


次は私の番。



目を閉じ呼吸を整え、自分の大切な人の顔を思い浮かべ感謝、そして(自分にはすごい力がある!絶対にやり通すことができる!)と黙想。




そしていよいよ最後に私の昇段審査が行われた。



連続組手の内容はあまり記憶がないが、とにかく私を応援してくれる声がよく聞こえた。



「頑張れー!」


「その蹴りいいですよ!」


「突きを出しましょう!」


その声に押されるように体が勝手に動いていたと思う。




最後20人目はT夢先生との組手。



杉並道場のエースだ。


私を信頼して強い突き、蹴りを打ち込んできてくれた。そのおかげで私も必死になることが出来た。



変な話だが彼の突きや蹴りをくらっている時(本当にありがとう)と心の底から思っていた(ドMではない)



ふらふらになりながらも何とか20人を達成し大勢の方々に祝福していただけた。




月曜祝日という連休にも関わらず掛かり手として参加してくださった方々、応援のためだけに会場に来て下さった方々に感謝してもしきれません。



本当に多くの方々に支えられ応援していただき今回弍段への昇段を果たすことが出来ました。


杉並道場の応援団キラキラキラキラキラキラ




連休の中掛かり手として来てくださった方々キラキラキラキラキラキラ

皆さんの突きや蹴りを受けるたびに(頑張れ!頑張れ!)と言ってもらえているようでした。




誠真会館指導員の先生方キラキラキラキラキラキラ

弍段として恥ずかしくないようこれからも稽古に励みますメラメラメラメラメラメラ




応援に来てくれた妻と息子

初めて私が空手をしているところを見た息子。


少しでもかっこいいところを見せられたのかな?


(父が戦う姿を見てどう思ったのか、家に帰って聞くのが楽しみだなキラキラ


応援に来てくれてありがとね!!!




応援してくれた子供達とパチリカメラキラキラ

とにかく人の新しい帯を触りたがる性質がある。





後日井上最高師範にも無事昇段できたことのご報告。

ご自分の事のように喜んでくださいました。




皆さんから沢山の祝福を頂き、自分は本当に恵まれていると改めて感じました。



本当に本当にありがとうございました!







ちなみに連続組手中、偶然金的をくらってしまった場面があるのだが、家に帰って息子に「今日のトトどうだった?カッコよかった?」と聞くと「トトのちんてち(金的)面白かったキラキラ」との事でした。