JALの「日本博」スペマーを狙いに約5年ぶりの四国日帰り出撃(3/6高松・徳島) | 青春の1ページ航空機等撮影記録~since2019 New Edition~

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今年もこれから暑い時期になる・・・

月が変わっても、新型コロナウイルスの感染による影響は大きく、いよいよ兵庫県でも感染者が発生するなど猛威をふるい続けています。特に、大阪のライブハウスを訪れた方で「クラスター(小規模の感染集団)」が発生し、ここから感染が発見されるというケースが増加しています。また、航空業界でもJALとANAが国内線の運航について減便措置をとり始め、羽田~伊丹では昼便の一部に欠航が発生しています。来週以降は午前や夕方の便でも欠航便が発生しており、その後の状況によっては期間延長の可能性もありそうです。すべての面において終息に向かうにはまだ時間がかかりそうな気配ですね。

 

さて、昨日は休みを入れていましたのですが、関空は狙うべきスペマー機の飛来はなさそうで(午後のMUが77Wでの運航だったり、龍浩航空のカーゴの運航日だったりでそれらを狙う手はありましたが)、それなら地元ではなかなか撮れないスペマー機を狙おうと、火曜日から運航を開始したJALの「日本博」スペマー狙いを考えることにしました。このスペマーは同社の767でファーストクラスのない機体に貼られたので、確実に狙うのなら羽田に遠征するしかないのですが、自宅から車で日帰り往復可能な空港であればそちらで狙う、という芸当もできるので、まず前日にFlightraderで状況を確認してみると、羽田からは最終便で広島に行き、そこでお泊りする運用であることがわかりました。次に、前日までに同じ運用に入っていた機体について、翌日の動向をチェックすると、羽田に戻った後は高松へ往復するものがほとんどで、そうなれば高松に飛来する公算が大きいということで、2015年5月以来約5年ぶりとなる高松行きを決定。高速料金をできるだけ浮かせようということで連絡橋以外は一般道経由で向かうことにし、日付が変わるころに自宅を出て、途中で休憩を何度か挟みながら瀬戸大橋回りで向かい、9時過ぎに到着(実は広島に向かうという選択肢もあり、そうすれば本家ノックエアの撮影も可能だったのですが、片道約280㎞ほどある上に、JALの出発が7:35と早く、そこまでに間に合わせようとなると時間的には結構厳しいこと、さらに空港ターミナルが北側にあり、ターミナルのデッキからは逆光になるということでさすがに無理はしませんでした)。南側にある「さぬきこどもの国」に入ってスタンバイします(高松も広島と同様ターミナルが北側にあり、ターミナル内デッキからは逆光になります)。

 

全日空(エアージャパン) B767-300ER(JA607A)

531便 羽田発

 

駐車場に車を止めてすぐに、到着したANAの767が転がってきました。ちなみに、この機体は、中国でのコロナウイルス流行時に、武漢からの帰国者のチャーター便として使用されたものです(全便を担当)。

 

日本航空 B737-800(JA316J)

475便 羽田発

 

所定ではJALの方がANAより10分先に到着しますが、この日はANAの後にJALが到着しました。

 

四国航空 Eurocopter AS350 Ecureuil(JA6533)

 

この直後に、四国航空のヘリがテイクオフしていきました。

 

ジェットスター・ジャパン A320-200(JA23JJ)

411便 成田発

 

Jet★をこのアングルで撮れる空港は稀少ですね。ちなみに、この午前便は金・土のみの運航です。

ここまでは副駐車場向かいの道路脇で撮影していましたが、ここでようやく園内へ移動。

 

本田航空 Beechcraft 58 Baron(JA51HA)

 

朝から訓練を行っていた本田航空のビーチクラフト機、この時はタッチアンドゴーを行っていました。このあとはゴーアラウンドの訓練を行い、着陸していました。

 

香川県防災航空隊 Kawasaki BK117C-2(JA119K)

 

西方向へ飛んでいった香川県の防災ヘリ。このあと約1時間半後に戻ってきたようです。

 

476便 羽田行き

 

10時頃になって、各社の旅客便の出発時間。まずはJALが羽田に戻り、

 

534便 羽田行き

 

すぐにANAも後を追います。スターボード側の画像は結構メラメラが目立っています。

 

410便 成田行き

 

Jet★もその後を追うように成田に帰っていきました。

このあとは歩きながら園内を東側に移動。コロナウイルスの影響で学校が休校中ではありますが、屋内施設はすべて臨時休館中で、さらに平日ということもあって、広い園内といえども人はそれほど多くなかったです。なお、私は使用していませんが園内にはレンタサイクルがあり、1時間200円(高校生150円、小人(中学生以下)100円。マウンテンバイクの場合は各+50円)で利用できます(ただし、走行は所定のコースのみで可能)。

 

四国航空 Aerospatiale AS350B Ecureuil(JA6108)

 

再び四国航空のヘリが西方向に飛んでいきましたが、先ほどとは別の機体です。こちらは約1時間後に戻ってきて、滑走路上でタッチアンドゴーやゴーアラウンドの訓練をしていました。

 

一度着陸していた本田航空のビーチクラフトが再び出発。このあとは宮崎方面に飛んでいったようです。そして、高松出撃のお目当てであったJALの日本博が到着。

 

日本航空 B767-300ER(JA656J) 日本博

477便 羽田発

 

「日本博」とは、日本人の美意識や価値観を国内外にアピールし、その発展及び国際親善と世界平和に寄与するための施策で、今回登場した特別塗装は、美しい日本、美術、舞台芸術、被災地復興など日本博の8つの分野がデザインされたものとなっています。金色で「Japan」の文言が入れられたほか、日本博のマークもしっかり入っています。

 

反対側は少し移動して「さぬき」の文字がある辺りで撮影。デザインは両面同じですが、いつも通りの後部スペマーなので、全体を入れるには後追いにしなければいけません。

 

全日空 B737-800(JA52AN)

533便 羽田発

 

続行でANAの羽田からの便も到着。ちなみに、こちらはこのあと那覇に向かいます。

JALの出発までは約50分あるので、この間に元居た場所に戻っておきました。

 

Cessna 172S Skyhawk SP(JA172X)

 

どうやら八尾からやってきたと思われるセスナ機。小型機のトラフィックも撮れる範囲でしっかり狙います。ちなみに、この日の国際線は午後着の香港シャトルしかなく、少々寂しいですね(本家春秋はコロナウイルスの影響で欠航中)。

 

国土交通省航空局 Bombardier DHC-8-Q300(JA007G)

 

続いて、チェックスターのボンQが滑走路上をローパスしながら通過。セントレアで転がりを撮ったことはありますが、浮いたところの撮影は初でした。

そして、JALの日本博が出発時間となり、プッシュバックを開始。

 

478便 羽田行き

 

出発機は基本的にエプロン内でショートプッシュバックするので、西側にいてもスターボード側の真横を撮ることが可能です(ただ、メラメラの影響はかなり大きいです)。

 

離陸はほぼ目の前でエアボーン。同じ767でも、ANAよりJALの方が引っ張りますね。

 

高松での狙いはしっかりいただけたので、このあとは帰るだけなのですが、高速道路の経費を少しでも浮かせるため、高速は鳴門から乗ることにしていたので、少し足を延ばしてロケハンがてら徳島空港にも行ってみることにしました。当初は一般道のみで移動予定でしたが、JALの出発時間に間に合わなさそうなので途中からは高速道路を使用し、午後1時半過ぎに到着しました。ここもターミナルは北側にあるので逆光になることから、南側に移動してみたのですが、フェンスが高くすぐ近くでは撮影しづらそうと判明、結局南東側にある月見ヶ丘海浜公園に行き、この中から離陸を狙うことにしました。

 

海上自衛隊 Kawasaki UP-3D(9163)

 

離着陸は陸側のR/W11が基本ですが、訓練を行う自衛隊機については海側のR/W29から離着陸しており、こちらのP-3Cも海側から降りてきました。なお、ランディング直前の真横は機体にフェンスがかかるので要注意です。

このあと、JALの機体が出発したような感じを受けましたが、エアバンドを確認してもタワーに入電している気配はなし。そうこうしている間に離陸する機体のエンジン音が聞こえ・・・

 

日本航空 B737-800(JA334J)

458便 羽田行き

 

やや後追いになりながらも何とか撮影はできました。早い上がりなら問題なさそうですが、やや引っ張った場合はフェンスに機体がかかる可能性があり、きれいに撮るには少々コツがいりそうです。

 

この少し後に、先ほどR/W29から降りてきたP-3Cがテイクオフ。こちらはいい感じの上がりをいただけました。徳島は空港南側での撮影場所は限られそうで、撮影しやすさの観点では高松の方が上のように思えます。

 

このあとは近くの徳島ラーメンのお店で遅めの昼食を済ませて、高速経由で帰途につきました。