私が中学校の頃、まだビートルズはこの世に存在していました。
解散すると言うので、友達がショックを受けていたのを覚えています。
残念ながら、奥手な私は、その良さもわからずにいましたので、リアルタイムでビートルズの洗礼を受けたわけではありません。
どちらかといえば、テンプターズのショーケンが好きでした。
時が流れ、浪人時代、新宿の「サブマリン」というライブハウスで初めて、「ビートルズがやってきた!ヤア!ヤア!ヤア!」を観た時の衝撃は、いまも鮮やかによみがえります。
オープニングのギターの音、4人が画面で動いているというだけで、涙が止まらなかったですね。
一体あの感情は何なのでしょう。
突き動かされる衝動、情動、まるでキリスト体験とも言える人生を変えるほどの感動でした。
それからの東京での浪人生活、
孤独を慰めてくれたのは、ビートルズの音楽でした。
一人の四畳半で、ただひたすらビートルズと過ごした私です。
英語の勉強と言いながら、
ビートルズの歌詞を書き写し、
自由に生きるとはどういうことなんだろうか、と真夜中まで考える日々でありました。
大学3年生の時、渋谷の駅でジョンとヨーコと出くわして、心臓がとまるほどびっくりしましたよ。
それから一年後、ジョンはニューヨークの自宅前で射殺されたのでした。
ニューヨークのジョンの家、ダコダアパートにも行きました。
毎月、靖国神社を参拝します。
九段下の駅から靖國に向かっていると道路の向こうは武道館。
ビートルズの来日公演のときに、初めてコンサートに使われた場所だったなぁと、いつも思うのです。
いまでもビートルズは大好きですが、
武道館よりも、靖国神社に行く方がずっと多くなった私です。
東京に住んでいた頃は、そんな自分を想像もできませんでしたが、人は、変えられてゆくものですね。
生きてゆくということは、変わり続けるということでしょうか。
運命を変えるのは、出会いです。
動き続ける人だけが、変わり続けるのです。
明日からの高千穂、古事記の旅。
かっこちゃんとの再会も楽しみ過ぎます。
今日から九州に入ります。
行ってきます。


