思いやるなら距離をとることを忘れずに。

 人間関係はどんな状況でも近づき過ぎないことが大事です。

 人はみんな違うのです。


距離をとる、距離を置くと聞くと、少し冷たい感じがするかもしれませんが、人間は皆、違う個性として生まれていますから当たり前のこと。

どんなに氣が合っても自分とは違う個性だから互いを尊重し合う、静かに見つめる、それが距離をとる、愛するということだと私は感じます。

全部が全部、均等に距離をとるわけではありません。

この人とはわずかな距離、あの人とはずっと大きな距離、なんて自然と行っているのではないでしょうか。

それで良いのです。



嫉妬や別れは距離をとるという根本的な作法を怠ったことで起きる悲劇です。

これはもう、愛ではなく執着です。


結果として相手との信頼関係が壊れる。
こうなると調和することが難しくなります。


 距離をとること。

それは愛であり、愛とは「思いやり」そのものです。


思いやりは相手の要求を何でも叶えることではありません。

ときには謙虚な気持ちと共に相手のことを考え、適当な距離をとることも厭わない。

これが本当の思いやりです。


 何もかも知りたい、思い通りにしたい、
   そんな子どもの影に乗っ取られたり

 私がこんなに苦しいのはあの人のせい、と
   犠牲者になったり・・・


自分の闇を見据えるとき、人は初めて変わる。

 ところが、せっかくその機会がきたのに
  ほとんどの人は逃げる。

     自分を見ない。

 つまり、「変わらない」を決めてる。
  そして、反省や思い出という生ゴミを食べる。

 変わり続けることだけが生きること。
   宇宙の約束。



 出会わなかったら、別れはない。
   別れるから気づくこともある。

 出会った時から別れは始まります。

   一緒に学び合い、手を繋いで歩く
  ケンカしたり、仲直りしたり
でも、
  ある時、希望が失われる。

   希望がなくなると、人は去ります。

 


  いつも喜んでいよう

     絶えず祈っていよう

       すべてに感謝しよう

 すぐに終わる、この世の旅路なのだから。