マニュアック作品解説 | 青霄書法会のブログ

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濤(なみしぶき)


この濤がどんななみしぶきを

イメージしているかをわかりやすく

する為に和歌との合作にしています。


百人一首より


風をいたみ     

岩うつ波の   

おのれのみ   

砕けてものを   

おもうころかな   


風が激しいのでその風にあおられた波が

岩にあたって砕け散っているなのに岩は

まったく動じない。相手の女性は岩のように

冷淡であるのに自分の心は波が岩にあたって砕け散っているように千々に悩み苦しんでいる。

といった意味です。


まず青墨の濤について

紙面の少し奥左で少しおとなしめ?①


手前の真ん中で激しく?②


先に和歌を書いて濤を後から書き乾かすと

濃墨部分がおもいきり冴えます。③


逆に青墨を先に書いて半乾きの状態で

和歌を書くと滲みます。④


絵画をイメージし過ぎてしまい

墨飛ばしをやり過ぎると

濤の書的品格がなくなってしまいます。

この辺りはある程度臨書を重ねた方々しか

理解は難しいと思われます。


和歌の意味に合わせて

潤渇やまろやかさや刺々しさが

伝わるように工夫をしています。


さて最終的にどんな作品に

仕上がるのか⁈