一条 誠志郎の
本日の天文と暦と誕生石の解説

西暦2021年(和暦令和3年)
1月10日 日曜日
(旧暦:西暦 貳阡廿年 霜月 廿漆日)

━━天文━━━━━━━━━━━

東京
日の出 6:51
日南中 11:48
日の入 16:46
月の出 3:35
月南中 8:46
月の入 13:51

━━暦━━━━━━━━━━━

干支:戊午
五行:相生
九星:六白
六曜:先勝

━━中段━━━━━━━━━━━

七十二候:水泉動(すいせん うごく)
十二直:執(とる)
二十八宿:星(せい)

━━下段(選日・暦注など)━━━━

◯吉日
神吉日
大明日
母倉日
●凶日
●三隣亡
◎その他
◎八専間日
◎復日

━━旅行・結婚・引越など━━━

旅行☆☆★
結婚★★★
引越★★★

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暦解説

▣天文(てんもん)
00時37分
月の距離が最接近
(36万7387km、視直径32.5′)
13時12分
水星と土星が最接近
◉太陽星座(たいようせいざ)
♑TheGoat(ゴート)
Capricorn(カプリコーン=山羊座)
Aigokeros(アイゴケロス=磨羯宮)
◎月齢(げつれい)
正午月齢 26.4
🌘二十六夜(にじゅうろくや)
(26日目)
◎月星座(つきせいざ)
♐ TheArcher(アーチャー)
Sagittarius(サジタリアス=射手座)
Toxotes(トクソテス=人馬宮)

▣干支(えと)
十干(じゅっかん:甲·乙·丙·丁·戊·己·庚·辛·壬·癸)と十二支(じゅうにし:子·丑·寅·卯·辰·巳·午·未·申·酉·戌·亥)の組み合わせから成り、60種類を1周期とする数詞で、暦を始めとして時間や方位など、事柄の順序に用いられています。
◉歳干支
○庚午(こうご/かのえうま)
干支(えと)は干(かん)と支(し)の組み合わせから成り、60種類の組み合わせ中で7番目の干支で60日に一度巡って来ます。
◉月干支
◎己丑(きちゅう/つちのとうし)
干支(えと)は干(かん)と支(し)の組み合わせから成り、60種類の組み合わせ中で26番目の干支で60日に一度巡って来ます。
◎日干支
◯戊午(ぼご/つちのえうま)
戊午は十干と十二支の60種類の組み合わせの中で55番目の干支です。
十干は「戊(ぼ/つちのえ)=土の兄(つちのえ)」つまり『土の陽』の事で、十二支は「午(ご/うま馬(ウマ)」で『陽の火』の性質の為、干支の五行は(火→土)の組み合わせの為『火生土』の関係性の為、「相生」です。
◆五行(ごぎょう)
*火生土(かしょうど)
火が燃えた後には必ず※灰(土)が残るので、火は土を生ず
(※漢民族 が住みついた黄河流域は、文字通り一面の黄土と黄塵と黄色の濁流で、その黄土とグレイの灰とを同一視し、灰を土と考えたのです。)
○相生(そうじょう)
干支の組み合わせが自然の流れに沿っている為、相生は物事が順調に進む日とされています。

▣九星(きゅうせい)
五行からなる方位術です。
本命星(あなたの九星)は生まれた年で決まっていますので、自身の本命星と今日の九星の相性を見てみましょう。
◉歳家九星
七赤金星(しちせききんせい)
本日は、七赤が方位盤の中央に位置している事を表します。
中央    :七赤金星
酉(東) :五黄土星
坤(南東):六白金星
午(南) :二黒土星
巽(南西):四緑木星
卯(西) :九紫火星
艮(北西):八白土星
子(北) :三碧木星
乾(北東):一白水星
*兌/酉/西
[歳破]午(南)
◉月家九星
☆六白金星(ろっぱくきんせい)
本日は、六白が方位盤の中央に位置している事を表します。
中央    :六白金星
酉(東) :四緑木星
坤(南東):五黄土星
午(南) :一白水星
巽(南西):三碧木星
卯(西) :八白土星
艮(北西):七赤金星
子(北) :二黒土星
乾(北東):九紫火星
*乾(戌亥)/西北
[月破]未(南南西)
◎日家九星
☆六白金星(ろっぱくきんせい)
本日は、六白が方位盤の中央に位置している事を表します。
中央    :六白金星
酉(東) :四緑木星
坤(南東):五黄土星
午(南) :一白水星
巽(南西):三碧木星
卯(西) :八白土星
艮(北西):七赤金星
子(北) :二黒土星
乾(北東):九紫火星
*乾(戌亥)/西北
[日破]子(北)
本命星の相性
○相生(そうじょう)
一白水星(金生水)
二黒土星(土生金)
五黄土星(土生金)
八白土星(土生金)
五行の組み合わせが自然の流れに沿っている為、相生は物事が順調に進むとされています。
●相剋(そうこく)
三碧木星(金剋木)
四緑木星(金剋木)
九紫火星(火剋金)
五行の組み合わせが相反しており、物事が順調に進まないとされています。
◎比和(ひわ)
六白金星(金行比和)
七赤金星(金行比和)
同じ性質の組み合わせの為、良くも悪くも勢いを増す日です。

▣六曜(ろくよう)
六耀とも書き、葬式や結婚式などの冠婚葬祭の儀式をする日取りを決めるのに使われます。
*旧暦五月(皐月:さつき)と旧暦十一月(霜月:しもつき)の朔日(ついたち)からは「大安」から、大安→赤口→先勝→友引→先負→仏滅→大安の順に廻ります。
◎先勝(せんしょう)
「先んずれば即ち勝つ」の意味。万事急ぐのが良い日。
急用を行うには良い日とされています。また午前中は吉、午後は凶です。
*急ぐ事は良い
*午前:吉
*午後:凶

━中段━━━━━━━━━━━
暦の中段は、江戸時代にあった『かな暦』の中段に記され日々の吉凶を占った事から、今日も略して中段と呼ばれ、用いられています。

▣七十二候(しちじゅうにこう)
古代中国で考案された季節を表す方式のひとつで、二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間の事です。
小寒 次候
水泉動(すいせん うごく)

▣十二直(じゅうにちょく)
暦の中段に記載されている建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉の事で、その日の吉凶を判断します。
十二直の「直」は「当たる」という意味で、昔は一番重要視されていました。
○執(とる)
万物の活動や育成を執行する日で、執り行うに良い日ゆえ建築、穴掘り、種まき、婚礼やその他の祝い事には吉日です。但し、金銭の出し入れ、財産管理には凶です。
*小吉

▣二十八宿(にじゅうはっしゅく)
暦の中段に記載されている日々の吉凶等を判断をする二十八舎とも呼ばれる天球の天の赤道を青龍(東)白虎(西)朱雀(南)玄武(北)の4分割し、更に7分割した合計28のエリア(星宿)に不均等分割したもので、その区分の基準となった天の赤道付近の星座(中国では星官・天官と呼びます)の事を指します。
因みに、28区分は、月の任意の恒星に対する公転周期である恒星月の27.32日に由来すると考えられ、1ヶ月間に1日に1つの宿を通過すると仮定しています。
△南方・朱雀(すざく)
●星宿(せいしゅく)
【ほとおりぼし】
☆距星:アルファルド(海蛇座α星)
結婚、葬式は凶です。

━━下段(選日・暦注など)━━━━
暦注は、旧暦の暦に記載された様々な事柄の総称で、暦は元々、年月日の全てが十干と十二支の組み合わせが基本でした。

◯吉日
○神吉日(かみよしにち)
干支を基にして設定され、神社の参拝や祖先を祀る事などの神事に関する事は吉とされる日です。
○大明日(だいみょうにち)
隅々まで太陽が照らす吉日。結婚、旅行、引越しなどは吉、新しい事を始めるにも良い日です。
○母倉日(ぼそうにち)
母が子を育てる様に、天が人々を慈しむ日です。特に婚姻に良い日とされています。
●凶日
●三隣亡(さんりんぼう)
棟上げなどを行うと三軒隣まで亡(ほろ)ぼすとされ、建築に関する事は凶とされます。
◎その他
◎八専間日(はっせんまび)
八専は干と支の性質が同じ組み合わせの多い期間の事ですが、八専間日は八専の期間中に干と支の性質の組み合わせが同じでない日の事で、壬子(みずのえね)の日から癸亥(みずのとい)の日までの12日間のうち、丑・辰・午・戌の4日を間日(まび)と呼びます。
八専は凶日ですが、八専の間日は凶日ではないとされています。
◎復日(ふくにち)
重日(じゅうにち)と同じ様に吉事は吉が重なり、凶事は凶が重なる日です。結婚は再婚に繋がる事から凶とされています。

━━誕生石━━━━━━━━━━
◎1月10日の誕生石
△Gold
(ゴールド=金:きん)
▽宝石言葉:「確実な助言と力」
▲誕生石のイメージがありませんが、金も、鉱物のひとつです。
第11族元素に属する金属元素で、元素記号はAuで原子番号79番での元素。
その硬度の低さから加工され、ホワイト(信頼)・イエロー(忠実)・ピンク(愛)と変化を遂げます。
▼金はそのまま金運に効果があり、身につけていると健康にもパワーを発揮すると言われています。