言葉を大切にしたい | 理事長のひとりごと

理事長のひとりごと

三重県津市の私立幼稚園 清泉幼稚園(せいせんようちえん)

 やっぱり書きたい。言葉を大切にしたい。要するに正しい日本語を使いたいという事です。今、日本語、特に会話の中での日本語がずいぶん乱れていると思います。今とまと書きましたが、日本語の乱れは以前からです。例えば私の3年生の孫がこの前私と話をしていた時に、「5ぱー」という言葉を使うのです。「あ、やっぱり」と分かってはいましたが「5ぱーて何?」とわざと聞いてみました。そしたら意味が分からないというのです。「ぱーはどんな記号がついてるの?」「斜めの線があって、0が二つ付いている。」ということです。%の意味であることは分かっていましたが、その通りでした。このパーセントを省略して「5パー」というのですね。

 テレビでタレントが、学校では先生が、私の身の回りの多くの人がパーセントとを言わずパーと言う。情けない限りです。3年生の孫は「先生が使っている。」と言っていました。正しい日本語を使わなくて何が教師だ。私が憤るのはぱーせんとだけではありません。生き物でもないのに、「この子」と言ったり探し物が出てきたときに、,「居た居た」という。NHKの天気予報では今の天気の事を「今天」と省略してます。あほとちかうかと言いたくなります、他にもテレビのアナウンサーの言葉使い、新聞の見出し。等々。私は6月から75歳の後期高齢者となりました。年寄りが一人わめいているのでしょうか。心ある方々、どうぞ美しい日本語、正しい日本語を使おうではありませんか。