コピー機は叩いても直らない | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

こんにちは。

学習ジム・コーチの堀です。

子どもを指導していると

「積極的でなくて」
「自分からやらなくて」

という声を聴きます。

「××さんの子は自分から何でもやって
 偉いね」

という人もいます。ですが、

「子どもとの接し方に原因がある」

場合もあるのです。その話を。

ある工場で、コピー機の調子が悪く良く
止まったりするのです。

そのたびに従業員が機械を「バンバン」
叩いていました。すると、コピー機が
再び動き出すのです。

また、しばらくすると、コピー機が止ま
る。すると、また「バンバン」叩く。

これを何度も繰り返していたそうです。
そして、何度もこの繰り返しをしている
と、結局、このコピー機は壊れて動かな
くなったのです。

この話は、ある経営者の方が

「社員教育」

ということでお話を聞かせてもらった内
容です。

「『従業員が自主的にやらない』と嘆く
経営者がいます。でも、僕はそれは経営
者に問題があると思うんです。

従業員が新しいことをして、失敗すると
叱る。叱るだけでほめない。また、具体
的に失敗してどこが悪かったかアドバイ
スをしない。

これでは、結局従業員のやる気をそぎま
す。そして、従業員はこれを何度もする
と、結局何もやらなくなります。

先程のコピー機の話と一緒です。機械を
叩いても機械は直りません。

人も、失敗したことを怒るだけでは、結
局は何もしなくなります。」

これは、実は子供も一緒です。私は家庭
教師をやっていたときに文章題の嫌いな
子供からこんなことを聞きました。

「なんで、文章題嫌いなの・・・。」
「だって小学校低学年の頃おやじに教え
 てもらったけれど、よく怒られた。そ
 れから、嫌いになった。」

と。勉強を教えるのはいいですが、勉強
ができなくて怒るのは、結局は、コピー
機が壊れたの同じく、

「勉強をやらない子供」

をつくるだけです。会社でも、成長して
いる会社は、従業員のやる気を引き出せ
る工夫がされています。

まずは、失敗を嘆くことよりも、認める
ところは認めましょう。

「でもそればかりでは子供が助長する。」

そうですね。それでは、コツを書きますね。
それは、

「5つ認めて、1つ叱る」

です。お子さんのよいところを褒めて、

「ここだけは改善して欲しい。」

というところをまずは、1つ徹底して
注意することです。それが改善されれば、
次の改善点です。

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