都知事選は、現職の小池知事が292万票近くを得て、3回目の当選を果たした。蓮舫氏の訴えは都民に浸透せず、選挙上手な小池知事には敵わなかった。

 

みらい研の得票予想は、誤差を考えると投票率、投票結果ともほぼ変わらぬ結果であった。今回の選挙結果を踏まえ、知事選を簡単に総括したので数回に分けて書いてみる。

 

蓮舫氏の出馬表明は、その時点では一躍注目されたが、都政への公約を後送りにし、反自民・非小池を強調したことから、その後の勢いは失速した。

 

また、東京都選出の参院議員で20年活動したにも関わらず、東京のことに詳しくないことが明らかとなり、後出しの公約は都民の琴線に触れるものではなかった。

 

選挙手法も問題があった。支援団体による口汚い野次や長時間にわたる街宣場所の違法確保、選挙違反と思われる活動等が数多見られ、マイナスのイメージが先行した。

 

支援政党が、違法行為を平然と行いながら、素知らぬ顔で言い訳をし、逃げ切ろうとするのは、国政政党としてはあるまじき行為で、政治の信頼を毀損するものだ。

 

無所属と言いながら、共産党が前面に出て立憲民主党と協力する中で、このような行為が多く見られたことに、不信感を感じた都民は多いはずだ。

 

蓋を開ければ、2位にも40万票近く及ばぬ3位で、自身が事業仕分けされてしまった。追い風が吹いていると強気だった立憲は、戦略の誤りで、自ら政局の潮目を変えた。