都知事選も終盤となったことから、最終的な情勢分析をしてみた。なお、前回の都知事選の投票率は55%である。

 

今回の知事選は都民の関心も高く、投票率は前回を上回る可能性がある。投票先が未定の有権者も一定数いるが、投票率を60%にし、現時点の主要候補の得票数を予想した。

 

小池知事は、自公国の7割前後を固め、無党派も4割近くが支持する。維新や立憲の一部も支持しており、前回票から減らしても、290万票近くになる計算である。

 

反自民・非小池を掲げた蓮舫候補は、無党派が伸び悩んでおり、立共社の票をある程度まとめたとしても、150万票には届かない流れだ。

 

メディアが注目し始めているのが、石丸候補だ。自民や維新の一部が支持し、無党派では蓮舫候補を上回る勢いがある。100万票は余裕で超えると思われ、蓮舫候補の背中が見えている。

 

投票率や今後の動き次第で、最後は蓮舫候補を抜くかもしれない。主張がわかりやすく若者やネット民のウケが良いのが強みである。

 

田母神候補は、保守層の一部で支持を得るが伸び悩み、30万票前後と予想した。残り52人の候補者に関しては、あわせて70〜80万票前後と予想、流動的な票を30万票前後とした。

 

この票が石丸候補に流れると、蓮舫候補と逆転する。投票率が60%を超えれば、石丸候補はさらに有利になる。

 

既存政党への不信が、石丸候補のような新たな政治家の誕生を望んでいる。この流れは国政選挙でも続く可能性がある。