G7広島サミットまであと2日となり、昨日サミット期間中の主要な議事日程が公表された。

 

首脳討議は合計9回行う。18日にバイデン大統領が来日し広島で首脳会談を行い、19日は岸田首相が平和記念公園でG7首脳を出迎える。

 

ワーキングランチで生成AIの活用等のデジタル分野や貿易分野の課題を議論し、その後ゼレンスキー大統領がオンラインで参加し、ウクライナ問題を話し合う。ワーキングディナーでは、インド太平洋の安全保障環境、核問題を議論する。

 

2日目は、経済安全保障やグローバルサウスを議論し、その後は8か国の招待国首脳を交えた拡大会合で、食料・保健・開発・ジェンダー、気候変動・エネルギー・環境問題を議論する。最終日には、法の支配の重要性等を議論する予定だ。

 

同時にG7首脳や招待国首脳などと平和記念資料館への訪問も調整している。実現すれば初であり、議長国として大きなメッセージを国際社会に示すことができる。

 

成果文書は首脳宣言やウクライナ、核軍縮、経済安全保障、クリーンエネルギー、食料問題で6本をまとめる。どのような内容を発信するか、世界中が注目している。