内閣によって政策の司令塔は変わる。

 

小泉内閣は、経済財政諮問会議を柱に骨太方針で改革を進めた。

 

安倍内閣は、日本経済再生本部の下に成長戦略や産業競争力を進め、アベノミクスの実現を目指した。

 

菅内閣は、組織を改組し、成長戦略会議を中心にデジタルとグリーンの改革を進めた。

 

岸田内閣は、改革の方向性を格差の是正におき、成長と分配の好循環で新たな経済政策を目指す。注目のキーワードは、新しい資本主義と経済安全保障である。

 

従来の新自由主義的政策をやめ、令和版所得倍増を目指すとする経済政策は、政策のベクトルが180度変わるほどの変化となる。

 

そこで注目される会議が、新たに立ち上げる『新しい資本主義実現会議(仮称)』である。会議の詳細はこれから詰めることとなるが、岸田内閣の命運を決めると言っても良いだろう。人選も気になるところだ。

 

外交・安保では、経済安全保障に力を入れる。エネルギーや情報通信、交通・海上物流、金融、医療などで、戦略的な自立性確保と日本のプレゼンスや優位性を高めること目指す。

 

新たな司令塔で政策がどうなるか、これからが注目される。