IR(特定複合観光施設)区域整備の取組みが進んでいる。現時点でIR区域整備の認定申請を予定または検討中と回答した自治体は、北海道、千葉市、東京都、横浜市、名古屋市、大阪府・市、和歌山県、長崎県の8箇所とのこと。

 

IR整備基本方針案では、区域整備計画の認定申請期間を2021年1月4日から7月30日までとすることが示され、観光庁はパブリックコメントを開始した。

 

認定審査は、2030年の訪日外国人6,000万人の目標達成を後押しすることを最重要事項と位置づけ、国際競争力の高い魅力ある滞在型観光を実現するために、 IR区域全体、MICE施設、魅力増進施設、送客施設、宿泊施設、カジノ施設等でそれぞれに定めた要件を満たしたものを、経済的・社会的効果やIR事業者の運営能力・体制、カジノ事業収益の活用、カジノ施設の有害影響排除等を総合的に勘案し審査するという。

 

カジノ事業の免許等の厳格審査・監督を行うカジノ管理委員会の人事案は今国会に提示され、会期末までに審議が行われる。国会で人事同意後、来年1月7日には発足予定とのこと。

 

IR施設は早ければ2021年末頃に3箇所が認定され、2024年から2025年くらいには最初の開業が見込まれる。カジノ運営事業者や自治体間の競争はこれからが正念場となる。