農林水産省は2020年度予算の概算要求に向けた方針を、『成長産業を目指した攻めの農林水産業の展開』『次世代へ美しく伝統ある農山漁村を継承するための改革の着実な実行』とすることを決定した。

 

主要事項は、農林水産物・食品の政府一体となった輸出力強化と高付加価値化スマート農業の実現と強い農業のための基盤づくり担い手への農地集積・集約化等による構造改革の推進水田フル活用と経営所得安定対策の着実な実施食の安全・消費者の信頼確保農山漁村の活性化林業の成長産業化と林業イノベーションの推進、の7項目が柱となる。

 

その上で、輸出力強化のための司令塔組織創設や輸出のための施設整備の推進、データに基づく『スマート農業』社会実装加速化・普及促進、農業・畜産の競争力強化・基盤整備・施設整備、女性農業者や法人経営等の多様な担い手の育成・確保、水田活用直接支払交付金の確保、高収益化への転換、重要病害虫の対策強化、スマート林業・新素材の開発、林業の多面的機能発揮対策、観光資源創出などを進めるとし、新たな農林水産業創出に向けた対策や取組等を支援する。

 

農林水産業の振興は、我が国のグローバル化やSociety5.0社会の実現に向けても重要な鍵となる。