知人から定期的に送られてくる中国レポートが非常に面白い。幅広い中国ネットワークを通じて得たリアルな中国情報は、メディアが報道する中国像とは一線を画している。

 

米中貿易戦争で中国経済は大きな打撃を受けていると言われるが、影響はメディアが報じるほどではないと断じ、注目すべき点は、アメリカの圧力に対し、党・政府・企業が一丸となって問題解決に向け取組んでいくと結束してきたことにあると指摘する。それも短い期間ではなく、長期的な視野に立って進めようと覚悟を決めたとのことだ。

 

ひと昔前ならアメリカに対抗することなど思いもしなかっただろうが、14億を超える巨大なマーケットやIT等の技術革新が中国に自信を与えた。中国人は、今やグローバル経済と自由貿易は中国が先陣を切って主張しているとまで言い切る。トランプ大統領の強行姿勢は、このようなところにまで影響している。

 

その中国が模範とする成長モデルは日本だとのことだ。海外旅行者が増え、先進国の生活様式を知ることで、環境や福祉に対する意識が高まっている。成長から成熟へ、中国は果たして変貌することができるか?日本外交も舵取りが重要となる!