46億年前の太陽系ができた頃のままの砂や石を求めた惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」に二度目の着陸を試み、成功した。2月22日に最初の着陸を成功させてから約5ヶ月ぶりとなる。太陽に近づき地表の温度が徐々に上昇しているため着陸は今月中が限界とみられていた。

 

JAXAは10万回を超える着陸シミュレーションで全て成功の結果を得ていた自信から着陸しない選択肢はないとし、タイミングを見計らっていたとのことだ。今回の着陸は、4月に金属の塊をぶつけてつくった人工クレーター付近である。着陸後数秒の間にクレーターに弾丸を撃ち込み、舞い上がった砂や石を回収した上で、素早く離陸するタッチダウンを行った。着陸直前から離陸まではカメラや高度計、人工知能を駆使した自律運転である。

 

リュウグウから地下の物質を持ち帰ることができれば太陽系の起源を探る手がかりとなる。宇宙開発で米中ロに遅れをとる日本だが、「はやぶさ2」で技術力を証明したことで宇宙探査で存在感を示すことができた。「はやぶさ2」は2020年末頃に地球に帰還予定である。どのような結果を持ち帰るか今から楽しみである!