政府の『統合イノベーション戦略2019』の素案が昨日の「統合イノベーション戦略推進会議」で明らかとなった。今後与党と議論を深め速やかに取りまとめるとのことで作業が進んでいる。

 

素案では、内外の情勢変化を分析し、Society5.0の社会実装や創業の強化、研究力の強化、国際連携の強化、最先端重要分野の重点的戦略の構築等を進め、取組を加速させるとしている。さらに、研究開発型スタートアップの創業環境を世界最高水準のアメリカや中国並みに整備しユニコーンや上場ベンチャー企業を2023年までに20社創出すると意気込む。

 

そのため政府は『スタートアップ・エコシステム拠点形成戦略』を速やかに策定し、2020年度予算に反映させる方向だ。スタートアップの集積となるエコシステム拠点都市にどこが名乗りをあげるかも注目となる。

 

同時に政府は「AI戦略2019」「バイオ戦略2019」「量子技術イノベーション戦略」「革新的環境イノベーション戦略」の策定作業も進めており、AI人材育成やバイオ技術の実装化、量子技術の集中支援なども統合戦略に盛込まれる方向で調整中である。

日本のイノベーション力が高まるか、統合戦略の真価が問われるのはこれからである。