日本外交の本気度は?

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日本政府の外交は、日米同盟の強化と同盟国・友好国のネットワーク化、中国・韓国・ロシア等の近隣諸国との協力関係強化、自由貿易推進、グローバル課題への取組、中東の平和・安定への貢献、自由で開かれたインド太平洋の実現、の6つを重点分野としている。

 

今年は、トランプ大統領の国賓来日、G20首脳会議、TICAD、ラグビーW杯、新天皇即位礼正殿の儀と大型の国際会議などが続き外交ラッシュであり、日本が外交交渉でイニシアティブを取る千載一遇のチャンスでもある。

 

外務省は、ルール・スタンダード作りと実践の主導、人間安全保障の基づくSDGs対応、業務の質・国民向けサービスの向上を最重要課題に、価値に基づく国際秩序、積極経済外交、戦略的対外発信、地球規模の課題解決、大規模人的交流、デジタル革命時代の外交実施体制を柱に取組むとお題目は立派だが、北方四島や拉致問題等に対する外交青書の記述は肝心な部分を削除した表現としてしまうなど、消極的な姿勢が目立つ。

 

交渉へ向け相手への刺激を避けたためと言うが、これでは交渉が前に進むのかも不安になる。不利な条件で交渉を進めるのだけは避けてほしいものだ。日本外交の本気度が問われている。