通商白書2018の概要

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経産省が発行する「通商白書2018」の概要が明らかになった。『大きく転換するグローバル経済』に注目し、拡大するデジタル貿易新興・途上国経済の台頭急速に変化する中国経済、を分析編として3章にまとめた。拡大するデジタル貿易では、ITプラットフォーマーの躍進で既存業種との公正な競争環境の確保や消費者保護・安全確保が課題であるとし、新興・途上国経済の台頭では、中国を含む新興・途上国のGDPに占めるシェアが40%を超える水準に達し、急速に変化する中国経済では、中国経済成長のけん引役が情報通信・情報技術サービス産業に変化しているとした。中国のベンチャー企業に対する投資はアメリカに次いで世界2位となっており、イノベーション力の向上と大量の高度人材の創出によりIT関連技術では世界の主要国となり、主力輸出産業も繊維産業から電気・光学機器産業へと変化しているとのことだ。中国経済の変化は日本企業にもビジネスチャンスであり、教育・文化・娯楽健康・医療環境関連の市場が注目されるとしている。白書は、6月下旬に閣議決定の予定である。