総合科学技術・イノベーション会議は、府省の枠や旧来の分野の枠を超えた司令塔機能として科学技術イノベーションの実現を目指している。政府は分野横断的な取組を進める予算として2017年度補正予算に325億円、2018年度当初予算に555億円を「科学技術イノベーション創造推進費」として計上しており、2018年度は100億円が新しく創設された「民間研究開発投資拡大プログラム(PRIMS)」に配分、残りの455億円が「戦略的イノベーションプログラム(SIP)」として配分された。SIPのうち175億円は健康医療分野として健康医療戦略推進本部が総合調整を行うことになっている。次期SIPは3月29日の会議で課題が正式決定され、6月までに研究開発計画を策定、7月頃から研究開発を開始する予定となっている。また、これとは別にハイリスク・ハイインパクトな研究開発の促進と実現を目指した「革新的研究開発推進プログラム(ImPact)」(2013年度補正)が2018年度までの事業として稼働中である。政府は夏をめどにさらに総合的・具体的な統合イノベーション戦略の策定を進めている。

 

この記事は、「政策リサーチ」の本日のポイント(コメント)からの抜粋です。