日本三大桜のひとつである三春町の「滝桜」が満開を迎える頃、福島県全市町村を書道をして巡る旅はゴールを迎える予定でした。
震災で旅が中断し、震災後初めての旅が、三春町となりました。
今朝までの大雨が嘘のように晴れ渡った空に、1000年もの間、人々を見守り続けた滝桜は満開を迎えました。
二畳分の和紙に書いた「咲」~warau~。
「咲」は「笑」と同じ意味を持つことを震災後にご縁があった方から教えてもらい、勇気と希望を桜に託してきたように思います。
そんな期待に応えるように、美しく咲いてくれました。
多くの人に笑顔が戻りますように。
ここからが新たな旅の始まりです。