いつも大変お世話になっております。

清野きわ司法書士事務所の司法書士清野紀和です。

 

タイトル記載の抵当権抹消登記の件の続きになります。

先日は、登記をするにあたり、清算人を新たに選任するか、抵当権抹消訴訟を提起するか悩んでいたところで終了しておりましたので、その続きを書きたいと思います。

 

実は、以前、余市農業会で同じ登記を申請したことがあるのですが、その際は、地元の農業協同組合の理事長が、過去において裁判所から清算人に選任されていた経緯があり、すぐに協力を得ることができて、清算人の費用がかからず、比較的簡単に抹消することができました。

 

その過去の経験を踏まえ、今回も地元の農業協同組合に清算人の候補者になってもらえないか打診してみましたが、うまくいきませんでした。

そうなると、裁判所で地元の弁護士を清算人に選任してもらうことになると思いましたが、清算が結了していないことから、費用が予想以上にかかるのではないか、抹消登記にすぐに協力してもらえるかなど、不確定要素が多いため、確実性の高い、抵当権抹消訴訟について検討することにしました。

 

まずは、訴訟をするにしても、抹消の原因を何にするか検討しなければなりません。所有者も当時の所有者から転々譲渡された所有者であり、抵当権についての資料は一切ありません。

抵当権設定当時の古い登記簿を取得したところ、弁済期の記載があったため、弁済期から10年を超えた日の経過により、時効消滅したことを原因として抵当権の抹消登記を請求することにしました。

 

続きは、次回に。