2017年12月上旬、娘の学校の文化祭が行われた

 

広汎性発達障害であることは担任の先生に知らせてはいるが

ほぼ、クラスメイトと同じ扱いをしていただくようにお願いしている。

ただ、本人から困りごとがあれば、相談に乗って欲しいと

それだけ・・・希望を出している。

 

入学してからクラスメイトの女子の事は難しい・・とだけ 

三者面談の時(7月くらい)に伝えていた。

先生も彼女たちの家庭環境のことを把握していたらしく、

その場での言及だけは避けていた。

 

そんな中で文化祭実行委員を自らの意思で立候補して実行委員会にも出席してこの日を迎えたのだ。

私は胸がいっぱいで前日も眠れなかった・・・

 

娘達のクラスは17名しかいない、少人数だからこそ、大学ではなく、この学校に決めたのだ。

 

クラスの雰囲気もゆったりとした雰囲気のようで

「一人でいても大丈夫だよ」と娘は言う。

 

いの一番に娘達のクラスの出し物に向かう・・・

謎解きストーリー 途中に2箇所 ボールを投げて選択するところがあるという。怪物が出てきて正義の味方(担任の先生)が退治するという簡単な内容だが、段ボールに映し出された怪物の目が閉じたり、背景が変わる所が

プロジェクションマッピングだなと思った。

 

一年生としては上出来だったと思った。

 

「来年、誰も文化祭実行委員をやりたい人がいなかったら

またやりたいな」・・・と娘がつぶやくように言う・・・

 

控えめな娘らしい発言だと思いながら・・・

「いい経験できたね」

ニッコリと笑顔でうなずきながら娘の嬉しそうな表情を

久々に見た気がした