気温が上がってきましたので、引き続き鮮度管理にはご注意下さい!

先日、お引換時に「今回は鮮度が落ちていましたよ」というお知らせをしたお客様より、

「加工中に気づいたなら、加工を続けるかどうか、一度電話で教えてくれるのが当然ではないか」

とお叱りをうけました。

一度加工に入ってしまうと、途中で加工を取りやめる事はできません。
今回のお品は受付の時点でも鮮度が落ちている事に気づいていたので、本来はその時点でお知らせするべきだったと思います。お預かりする側としての気遣いが足りなかったと反省しております。

ですが今回の件につきましては、原材料の管理について、お客様にご理解いただいていない点がありました。
今日はその事について少しお話をさせてください。


「容器に詰めるところまではお客様ご自身でお願いします」

このシステムをとっている当店としては、当店でお預かりするまでの品質管理は、お客様に責任を持っていただいております

お預かりした後で当店に不備があれば、それは当店の責任です。

受付をした時点で、「臭いが発生している」「変色している」なども含め、どんな品質であっても「お客様が納得された上でお持ちになったもの」としてお預かりします。

お客様の中には「鮮度が落ちた状態」ということが分からない方もいらっしゃいます。そのようなこともあり、出来るだけ受付の時点でお声掛けをしております。

鮮度が落ちたものを加工する場合は、ご自身で召し上がっていただきたいと思っています。
本来のタケノコの風味が損なわれている場合が多く、贈答用としては向いておりません。
そのため、他の加工日と分けて管理していただきたいと思い、お引換の際には出来る限り「お知らせ」の札をお渡ししております。

ちょうど今朝も、お客様から相談を受けました。

「貰った缶詰のタケノコがいつも臭いんだけど、缶詰だから?それとも少し詰め過ぎのようだから?」

これは加工した時点でタケノコの鮮度が落ち、臭いを持っていた為です。

詰め過ぎの場合、タケノコが痩せることはあります(節の部分以外が細くへこみます)。しかし、臭いは関係ありません。

一度発生した臭いは、加工をしてもそのままです。
鮮度の落ちたものは加工をすれば美味しく変わる、ということはありません。

また現在使用している缶詰容器は、缶詰独特の臭いが食品に付く、ということはありません。

多くの方には事情をご理解頂き、ご自宅用としてお使いいただいているようですが、実際どのように使われるかはお客様次第です。

原材料の管理は、食品加工にとっては重要な点です。それをお客様にお願いする当店のシステムは、販売を目的として製造する工場とは大きく違います。

当店は、委託主であるお客様の御理解と御協力が不可欠です。
美味しいと喜ばれる加工品のために、御協力を宜しくお願いします。