最高気温が20度を上回ってきましたね!
タケノコがオガっている予感
きっと今度の週末は沢山の方がお出かけになる事でしょう!!
さてここで注意です。
気温上昇とともに、鮮度が落ちている方が増えてきました!
鮮度が良い状態で加工すると、たしかに美味い!!
しかし臭いがついた状態や変色した状態で加工すると、やはり味が変化します。
鮮度が落ちると…
(1)臭いがする。
私達は、お店にお持ちになった時点ですぐに臭いで鮮度を感じとります。
鮮度が落ちたタケノコは、独特の臭いを発生します。
鮮度を上手に保つと、茹でて直ぐ冷やした状態の良い香りも保つ事ができます。
(2)変色する。
例えば、白っぽくなったり、青み部分がくすんだ色になります。
余談ですが、あまりに鮮度が悪いものを加工すると、タケノコが真っ赤に変色します。
(3)水が濁る。
水を張ると白く濁るのでわかります。
(4)味が変わる。
当然ながら、鮮度の良い状態で加工したものより味は劣ります。食べられない、と言う事はありませんが、他の方に差し上げるのはオススメしません。
鮮度が落ちる原因と、その対策
(1)気温が高い場所で保管していた、またはアク抜きをしていた。
日光に当てながらアク抜きをすると水温が上がり鮮度が落ちる原因となります。また白っぽく変色します(いわゆる『日焼け』した状態)。
これからの時期、特に注意が必要です!
アク抜きは出来る限り夜に行う。また気温が高くなる6月は5月頃よりも水温も上昇するので、水量を多くしたり、氷を入れながら水温が上昇しないようにする。
どうしても日中に行う場合は、できるだけ屋内でアク抜きをし、水温が上昇しないように水量を多くする。日光が当たる場所では、フタをするなどの工夫が必要です。
(2)アク抜きが足りない。
実はアク抜きが足りないと、鮮度が落ちるのも早くなります。
ホースを使い、容器内で水が循環するようにアク抜きをする。
ある程度の水量で行う。
充分な時間をかける。(短時間では抜けません)
(3)直ぐに加工しない。
ご都合があってすぐに加工できないのだと思いますが、日が経つにつれ、鮮度は確実に落ちます。
直ぐに加工できないときは、アク抜き後に冷蔵庫で保管。その際、容器に水を張るのを忘れずに!
保管するときは毎日お水を取り替えて下さい。
冷凍庫は絶対駄目ですよ!凍ると繊維質だけが残ります。
まだまだタケノコ・シーズンは続きますが、皆さんに美味しい缶詰を作っていただきたいです!
美味しいまま、保存していただければ幸いです。