前々から欲しくてここ2年以上ずっとチェックしていた、

「GIMONS DEVELOPER WORKS」さんのX68000用同人パーツ「FDX68」をやっと手に入れたのですが、

 

セットで使う「RaspberryPi」まで買う余裕が無かったので、

今回は一緒に手に入れた「内蔵FDD ID切替え機構キット」の方を先にX68000に組み込む事にしました。

 

2024/10/06追記

 

「GIMONS DEVELOPER WORKS」さんのX(旧Twitter)を確認したら、この「内蔵FDD ID切替え機構キット」について、

スイッチとフラットケーブルの大量入手に苦労している為、そろそろ頒布終了にするかもしれないとの事でした。

 

詳しくは「GIMONS DEVELOPER WORKS」さんのX(旧Twitter)をチェックして下さい。

 

 

こちらが「FDX68」(V2基盤)になります。

 

私が使っているX68000を始めとしてレトロPCではフロッピーディスクを使う機種が多いですが、

発売されてから30年以上のものが多く、ディスク自体の劣化、カビ、磁気や傷にも弱いため、

いつ、手持ちのフロッピーディスクが読めなくなるか分かりません。

 

この「FDX68」は「RaspberryPi」にセットして専用のソフトをインストールして使う事で、

FDDのエミュレーション、フロッピーディスのダンプやリストアなどが出来るので、

実フロッピーディスクをイメージ化して保存し、エミュレーターとしてソフトを使う事も出来ます。

(X68000以外のレトロPCでも作動実績があるようです)

 

また、5インチのFDD自体も既に生産されておらず、年を経るごとに数が減って貴重になって行きますので、

FDDを温存しつつ実機を利用するためにも「FDX68」がとても有用になって来ます。

 

さらにX68000実機が無くてもFDX68+RaspberryPiとFDDだけでフロッピーディスのダンプやリストアなどが出来るので、

実フロッピーディスクをイメージ化してPCのエミュレーター(XM6 TypeG)で起動することも可能な様です。

 

 

私が使用している機種「X68000 ACE HD」では外付け用のFDDコネクタが37ピンになっていますが、

「FDX68」のコネクタは34ピンとなっていてそのままでは接続できません。

 

「FDX68」には接続用のケーブルが同梱されていないので、単体で買った場合は接続ケーブルを自作するか、

変換コネクタを買うか自作するかして繋がなくてはなりません。

 

また、実機の内蔵FDDも使いつつ「FDX68」でフロッピーディスクのダンプやリストアを行ったり、

FDDエミュレータとして使う時などに内蔵FDDのIDの切り替えが必要になる場合があるのですが、

内蔵FDDのIDの切り替えをするためには分解してFDDのジャンパを変えてやらなければならず大変面倒です。

 

 

X68000の外付けFDD用コネクタをこちらの「内蔵FDD ID切替え機構」に交換する事によって、

内蔵FDDのID切り替えがスイッチ一つで出来る様になり、

「FDX68」の接続も変換ケーブルなどを自作しなくても34ピンのフラットケーブルで出来る様になります。

 

 

今回購入したのはこちら。

 

一番右が「FDX68」(V2基盤)で、

その隣のソケット類やスイッチとスペーサー、基板、34ピンフラットケーブル2本が「内蔵FDD ID切替え機構キット」になります。

 

(「内蔵FDD ID切替え機構キット」はソケット類やスイッチとスペーサー、基板、34ピンフラットケーブル2本がセットになっています)

(「FDX68」は別頒布品になります)

 

 

こちらはキットの状態で頒布されていますので、まずはハンダ付けで組み立てる必要があります。

 

 

 

ハンダ付けで完成した「内蔵FDD ID切替え機構」がこちら。

ソケットの切り欠きの向きに注意して取り付けてハンダ付けするだけです。

 

頒布元の「GIMONS DEVELOPER WORKS」さんのHPにソケットの向きなど、

詳しく掲載されていますのでそちらを参照して下さい。

(リンク許可を取っていないのでGoogleなどで検索して下さい)

 

「内蔵FDD ID切替え機構」が出来たので早速取り付けて行きます。

 

 

先ずはHDD用ケーブル(カラフルなフラットケーブル)を外します。

お手持ちのX6800とケーブルが若干違うと思いますのでご注意下さい。

 

下側のネジの部分は自分でメンテして組み直した際に組み方を間違えてますので、念の為、一応書いて置きます。

(本来上に来るパーツが下になってしまっています)

 

 

 

次にこちらに繋がっているFDDのフラットケーブルを外します。

 

 

 

下部のコントロール基板に繋がっているFDDのフラットケーブルも外して置きます。

 

 

画像の上段がSASIのソケットで下段が外付け用FDDのソケットになります。

(機種によってはSASIソケットではなくSCSIソケットになっています)

 

下段の外付け用FDDのソケットを「内蔵FDD ID切替え機構」に交換するのですが、

上段のSASIソケットとネジ止めされていますのでこちらを一緒に外してしまいます。

(外したネジはまた使いますので無くさないようにして下さい)

 

 

左にあるのが取り外したSASIのソケット+外付け用FDDのソケット、

右にあるのがこれから外付け用FDDのソケットと交換する「内蔵FDD ID切替え機構」です。

 

上段のSASIのソケットと下段の外付け用FDDのソケットはネジで止まっていますのでネジを外して分解します。

(外したネジはまた使いますので無くさないようにして下さい)

 

 

画像の上がSASIソケット、真ん中が内蔵FDD ID切替え機構、下が外付け用FDDのソケットです。

 

下の外付け用FDDのソケットは金属のガードとネジ止めされていますのでネジを外します。

(画像は既にそのネジを外した状態です)

(外したネジはまた使いますので無くさないようにして下さい)

 

 

外付け用FDDのソケットを取り外したら、

代わりに「内蔵FDD ID切替え機構」をネジ止めして取り付けます。

(ネジは外した元々のネジを使います)

 

 

今度はその上にSASIソケットをネジ止めします。

(ネジは外した元々のネジを使います)

 

 

上にぼんやり映っているのが取り外した37ピンの外付け用FDDソケットです。

 

 

 

完成したパーツをX68000本体にネジ止めして取り付けます。

(ネジは外した元々のネジを使います)

 

 

 

次に外して置いたFDDのフラットケーブルを爪付きのソケットに差し戻します。

 

 

爪の付いていない方のソケットには、

「内蔵FDD ID切替え機構キット」に付属して来た34ピンフラットケーブルを差し込みます。

 

 

34ピンフラットケーブルの反対側のソケットはそのままだと高さが高くて差し込めないので

画像の様にペンチなどを使って外してしまいます。

 

 

高くなっている部分を外したらこちらを下部のコントロール基板のFDD用ソケットに差し込み、

元のHDD用ケーブルも差し直して置きます。

 

 

後はサイドの蓋を閉めて作業終了です。

 

 

こんな感じで「内蔵FDD ID切替え機構キット」に付属して来た、

もう一本の34ピンフラットケーブルが付けられる様になりました!

 

後はこのケーブルの反対側に「FDX68」を取り付けるのですが、

いつになるか分かりませんのでまたそれは今度と言う事で。

 

 

このブログや動画を見て作業して何かトラブルがあったとしても、
こちらでは責任を取りかねますので、作業は自己責任でお願いします。

 

(続きは X68000に「FDX68」導入 その2 「Raspberry Pi」編へ)