昼休み中での3連続アップ!
今日はこれで終了します。


尚、私は生命保険業界の人間でも、生命保険を販売したこともありません。
このコラムは、かつて某大手企業の情報サイトに掲載されていたものであり、私がこんなコラムを書くことになった経緯については、一回目の記事をご覧下さい。


生命保険に目覚めた一般女子のブログ-飾りケイ


【コラム】私が生命保険にめざめたワケ


(58)お母さんと教官との会話・・・その21
「見直しではなく、単なるセールスでしょ?」


こちらは生命保険のコンサルティングの実況中継のコーナーです。


私の友人(大手生保のセールスをやっているお母さんから保険に加入。絶対解約できないと言っていたのに、わずか30分で解約を決意した)への、私の先生のコンサルティングです。

第37回で無事コンサルティングは終了。
ご興味ある方は是非バックナンバーをご覧下さい。
現在はその後のエピソードをお送りしています。

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私もその朝日新聞の“転換弾劾キャンペーン”の記事は、教官に見せられて、非常に興味深く読みました。
確か、一昨年の夏頃(今となっては7~8年前のことです)に、長期にわたって連載されていた記事です。

中でも印象深かったのは「転換……罪深いと思いつつ」という見出し。


あの記事を読んで、それでも“自信を持ってお勧めしなさい”なんてセールスさんに言う会社が実際にあるんですね。
お母さんの言葉で、教官が、会社本位、契約者無視の会社を批判するのが改めて納得できました。


さて、転換に関する会話は続きます。

「じゃ、わかりやすく言いましょうね。どんな時に転換を勧めてました?」

「そりゃ、保険の見直しの時ですよ」

「見直しの時ってどういう時ですか?」

「……そうですね……結婚した時とか、子供が生まれた時とか……
あと、更新が近付いた時とかですね」

「……まあ、あなたはきっとそういう時に見直しの提案をしていたから10年も続けられたんでしょうけれども、会社の他の人も、そういう時に転換を勧めてました?」

「……どういう事ですか?」

「会社のテキストに“こんな時には見直しを”って書いてあったから、そういう答えになったんでしょうけど、実はそうした時以外の方が、転換を勧めた回数は多いんじゃありません? 特にあなた以外のセールスさんは」

「……?」

「会社で新商品が出た時とか、キャンペーンの時とかに勧めていた回数の方が多いんじゃありませんか?」

「アッ……そういうことですか……それはそうですね」

「でしょ?
教科書には先ほど言ったようなことが書かれていたって、実際はお客様の状況の変化で見直しを勧めていた回数って、ごくわずかでしょ?
それって、見直しと呼んでいたって、単なるセールスでしょ?

そう思いません?」

(続く)

→ 次回は「お母さんと教官の会話……22」です。


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【教官の「ハイグレードな生命保険見直し」のサイト】

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