禁煙学習会

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 8月22日、社会医療法人公徳会トータルヘルスクリニック(山形県)院長の川合厚子先生をお迎えして、さくら病院禁煙学習会「精神障害者も禁煙したい、禁煙できる~敷地内禁煙に向けて~」が開催されました。精神科での禁煙の取り組みの位置づけや、その意義など、分かりやすく御講演いただきました。

川合厚子先生

 私自身、精神科の開放病棟における禁煙はハードルが高く難しいだろうなと漠然としか考えていませんでした。しかし、講演を聞いている中で看護師として興味深い点がいくつかありました。
 そのうちのひとつは、患者が禁煙することによりジプレキサなどは血中濃度が上昇するということです。禁煙により血中濃度が上昇するならば患者自身の投薬量を減らすことが出来ます。ジプレキサは副作用の少ないことで知られていますが、全くないわけではないので投薬量が減ることは患者にとっても私たち医療者にとっても喜ばしいことです。
投薬は医師の分野ですが、看護師として過鎮静や肥満などの観察をして安全に禁煙に向けた取り組みが出来るようにしなければなりません。



今回の講演を聞いてその他にも多くの学ぶ点がありました。当院の敷地内禁煙を始めるにあたり、まずは職員の間で禁煙に関する基礎知識を習得することが必要だと感じました。そして患者にはもっとわかりやすく説明して共通認識を持つことが大切だと感じました。


生協さくら病院 2病棟看護長 矢内 佳伸