信州楽農日記
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【事実確認 ~ ネット情報と新聞記事の違い】

 政府の公式発表のデータがウソだったり、恣意的に選ばれていたりする時代。
  新聞購読者が減り、若者を中心に多くの国民がネットで情報を得る時代。
  そんな時代だからこそ、「何が事実か」を一人ひとりが見極める力が、とても大切です。
 SNSなどでいい加減な情報の氾濫が目に余る昨今、新聞記者時代のことをよく思い出すようになりました。18年間の新聞記者生活で学んだ「事実の見極め方」を、思いつくままに書いてみようと思います。

 記者が、自分の全く知らない分野のことを取材する場合、第一歩としてネットを活用することは、もちろんあります。役所のHPだとか、ウィキペディアだとか、正体不明の人が書いている正体不明の文章まで。
  しかし、記事にしたり、自分の頭の中で「事実」と判断して取材相手との会話に持ち出したりするのは、最低でも「誰がどんな根拠で書いたのか」が分かるものだけです。
  もし間違っていた場合は、その人なり組織なりがきちんと責任を取れるような形で書かれているか。
  ですから、例えばウィキペディアの記述をそのまま事実と信じ込むことはありえません。ネットで最低限の知識を確認したあとは、専門家に教えを請うたり、現場へ行って自分の目で確かめたりしていきます。

 人の話を聞いて確認する際も、こんな具合です。
  例えば何かの事件で、警察が近々容疑者を任意同行して取り調べようとしている。そのターゲットを確認できれば、大きな特ダネ記事を書ける状況だとします。
  サツ回りの新米記者が夜回りで刑事から聞いた情報をキャップに伝えます。
  「ターゲットはAです!」
  キャップが尋ねます。
  「どんなやりとりで確認した?」。

 つまり、こういうことです。

①記者が「Aを引っ張るんですよね?」と尋ねたら刑事が「そうだ」と言った。
②記者が「ターゲットは誰ですか?」と尋ねたら刑事が「Aだ」と言った。

 ①と②では、情報の確実さがまったく違うのは、分かると思います。
  確実性でいえば、もちろん ①<② です。

 ①は、相手の聞き間違いかもしれないし、単なるいい加減な相槌だったかもしれない。この場合は「もっときちんと確認できるまで原稿を出すのは待とう」となるかもしれません。
  ②なら「確認が取れた」と判断して出稿することになるかもしれませんし、場合によっては「もう一本、別の筋から確認がとれるまで待とう」となる場合もあるでしょう。
  また、①と②の間にも、「イニシャルでいいから教えて!」とか、「エバラ」という名の人間がターゲットの時に「焼肉のタレですか?」と言って確認してみたりとか(実話・笑)、様々なバリエーションがあります。
  さらに、そうやって取材班が「事実に間違いない」と判断して出稿した記事は、その上司、さらにその上司と、何段階もの(しかも上に行くほど厳しい)チェックを受けていきます。その過程で「このレベルの確認では甘い!」と指摘されて裏付けを取り直しに走ることも、日常茶飯事です。
  相手が捜査当局であれば、そもそもその刑事の言葉はウソではないのか、その刑事と記者の日ごろからの信頼関係はどうなのか、といったことまで含めて検討していきます。

 実際には、それまでの取材で蓄積した情報などとの兼ね合いで、刑事が「NO」と言っても「事実」と判断したり、その逆もありますので、こんなに単純な話ではないんですが、要は「新聞記事というのはこういうレベルの事実確認が行われた結果、出稿されている」ということです。

 どこまでが確認できた事実で、どこからが新聞社としての推測なのか、も書き分けます。
  例えば「・・・とみられる」「・・・の可能性がある」といった表現です。
  さらに、推測を書く場合でも、例えば「・・・の可能性があるとみている」と「・・・の可能性もあるとみている」は違います。「が」の方は若干強めで自信がある場合の表現。「も」の方はやや弱めの表現。そんなところにも気を使うのです。少なくとも、私の周りにいた記者たちは。

 「その情報が世間に出ることで、誰がどういう得をするのか」を考えることも大切です。匿名のタレコミ情報が一面の特ダネに発展することもありますが、新聞社に日々寄せられる膨大な情報の中から、どれが取材に値するかを判断するのも大変な作業です。情報としては事実でも、誰かが誰かを陥れようとしてタレこんできたのかもしれない。それでも社会的なニュース価値があれば記事にはなりますが、単なる個人的な恨みを晴らすための情報提供には「8割の事実に2割のウソ」が混じっているようなケースがよくありますので、注意が必要です。

 「事実」と真剣に向き合えば、こういった作業が不可欠になるのです。

 これに対してネットの記事はどうでしょう?
  もちろん媒体にもよりますが、多くの個人的に(ましてや匿名やペンネームで)書かれている記事の中には、何一つチェックも受けず、事実確認もせず、場合によっては初めから「ウソ」だと知りながら書かれている記事も、たくさん混じっていますよね。
  はなからウソやデマカセを書く人は論外として、そういう記事をシェアしたり、リツイートしたり、そういういい加減な言説に乗っかって誰かを攻撃するコメントを書いたり、そんな人々も残念ながら、意識的か無意識かは別として「事実などどうでいい」と思っている点では同類です。
  政治的なバイアスがかかった投稿によく見られる残念な現象です。

 新聞社でも誰でも、結果的に誤りを犯すことはあります。いい加減な言説についだまされてしまうこともあるかもしれません。
  私自身は記者時代も今も、以上のようなスタンスで文章を書いていますが、それでも結果的に間違ってしまったことはあります。「デマ情報」に「いいね!」してしまい、それが分かった時点で「これはデマです。気をつけてください」とあらためて投稿をした苦い、恥ずかしい経験もあります。

 単純明快なノウハウなどなく、日々、悩みながら各自で追求していくしかありません。

 以上。
  書きなぐりの悪文ですが、すっかりスマホのヘビーユーザーになってしまった長男や、これからその世界に突入しようとしている次男に向けて、書き残しておこうと思います。

 

水の講演会



信州大の中屋眞司教授が6年間取り組んでこられた「佐久地域の地下水」についての調査結果や考察についての講演会。
  少し長くなりますが、メモを兼ねて、印象に残った点を書いておきます。

▼佐久地域は周囲を山に囲まれるなど自然条件に恵まれ、地下水は豊富。利用量の7~14倍の供給がある。
▼従って、水ストレス(供給量に対する、実際の取水量の割合)は平均9%と低い。要は「余力がある」状態。
▼佐久地域の地下水資源量は近未来(2015~2039年)に、その前の25年間と比べて18%減少する。
▼佐久地域の井戸水の調査によると、硝酸態窒素が環境基準の10㎎/?を越えていた井戸が117のうち14(12%以上)もあり、全国平均の4%を大きく上回った。これは農業活動による影響とみられる。

 近未来に地下水が18%減ると言われると、ちょっと大変なようにも思えましたので質問しましたが、そもそも水が豊富な地域でもあり、「ほとんど影響はないが、気にはしておく必要がある程度の数字」とのことでした。

 農家としては、硝酸態窒素が多く検出されているのも気になるところです。要するに「窒素肥料のやりすぎ」です。野菜の中に硝酸態窒素が多く残るとエグ味の原因になったり、研究によっては発がん性を指摘するものもあるそうです。
  うちの農園では農薬や化学肥料を一切使わないことに加えて、肥料のやりすぎにも注意していて、土壌分析したうえで必要最小限の肥料を施すように心がけています。一朝一夕に改善できるものではありませんが、心に留めておく必要があるデータだと思いました。

 本筋とは無関係ですが、教授の話を聞いていて、「現場のデータ」と「机上の理屈」でキャッチボールしながら進めていくダイナミックな研究の道筋に、ワクワクしました。
  現地調査(フィールドワーク)で得たデータの分析から法則性を見出し、「地下水資源量」が「公表されている気象データ」と関連性があることを突き止め、その方程式を導き出し、それによって過去や将来の現地調査を行っていない時点の地下水量を公表気象データから推測していく。。。。。面白い!
 学校で方程式を学んだことの意味を、社会人になって初めて体感した日でした(笑)。

 

議会だより完成




 しおかわ浩志の議会だよりができました。
 12月議会の内容を中心に報告させていただいています。
 2月初旬には次号もお配りする予定です。

 

【辻立ち4 @ 北耕地】



 氷点下10度の朝の辻立ちは気合いの勝負です(笑)。
 昨日のキャリア教育の「授業」で、子どもたちから「辻立ちの時に工夫していることはありますか?」という質問が出ました。

今朝はそんな話を。

 自分が車に乗っていてよく見る辻立ちは、行き過ぎる車を見ながら話し続けていく形です。しかし、それでは断片的な言葉は聞こえますが、話の内容は分かりません。
 私は、赤信号で車列が停まったら話し始め、青に変わるまで(交差点によって50秒~1分間程度)で終わる話をしています。立派な演説のごく一部を聞くよりも、短くても最初から最後まで聞いてもらった方が、訴えたい内容が伝わると思うからです。
これは、ある先輩議員のパクりなんですが、手応えがいいので使わせてもらっています(笑)。

 

 

キャリア授業。純子



六年生は、今から公民の授業に入ります。
 佐久市で、年間どれぐらい使われているのか?
 今年度、工事が完了した洋式トイレや地元にできる野球場を例にとり、わかりやすい授業だったと思います。
そのうち、教育費はいくら使われていますか?
 陸上競技場はいくら使われましたか?
市役所との違いは?
 次男がいる学年でもあり、親しみがあるからかもしれませんが、質問がたくさん挙がりました。
キャリア教育ということもあり、なぜ新聞記者になったのか?農家になったのか?の質問も挙がりました。
 子どもたちが安心、安全に過ごせる町、世の中であってほしいです。
 担任の先生より
「こういう時間を大切に、地域の方と一緒に育てていく教育を目指したい!」そう思う時間でした。
 今年度は、このように様々な仕事のキャリア教育をたくさんしていただいています。
 有意義な時間をいただいた先生方、学校に感謝したいです。j

 

キャリア授業

今朝は辻立ちはお休みして、朝から6年生のキャリア授業に行ってきました。
 議員の仕事の内容や、新聞記者から農家、そして議員を兼業することになった経緯、自分の思いなどをお話しさせていただきました。
2時間ぶっ通しでしたが、最後の質問タイムもどんどん手が挙がり、こちらも楽しませてもらいました。
みんな日頃からよく知っている子たちですが、身近な親父の話から、「仕事」について興味、関心を持ってもらえたらうれしいです。

 

【東信5市議員研修】



 幕末の志士たちの直接間接の師にあたる佐藤一斎の言葉から、「議員の心構え」に通じるものを学びました。
 終了後の意見交換会では、他市の議員さんたちと交流を深め、大いに刺激をいただきました。

 

【辻立ち2 @ 平賀交差点】



 始業式に向かう子どもたちを見守りながら。
 今朝も寒かった!!!
しかし、さすが「ホームグラウンド」(笑)。知った顔が車で次々に通り、手を振って下さったり声をかけてもらったりと、たくさんパワーをもらいました。

 

【辻立ち @ 浅間中交差点】



 今年初の辻立ち。
 議員のボーナスが4年連続で計約20万円増えていることを報告したうえで、例えば児童館、通学路の危険か所など、対策が必要なところに使うことを優先すべきではないかとお話ししました。
 寒くて、手袋を持っていかなかったのを後悔。。。

 

【年賀の式】



 佐久市内の各界の方々が集まり、新しい年のスタートを祝いました。
 昨年、「全国農業高校お米甲子園」で最高金賞を受賞した佐久平総合技術高校の育てたお米のおにぎり、とても美味しかったです!

 

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