明日は福岡サンセット。
今年最後の夏フェス出演。
出番は14時半過ぎで、40分間ほぼ演奏しっぱなし。
暑さとの勝負になるだろう。
今夏やってきたことの頂点を見せる気合いでまいります。
ライブの衣装と同時に、火曜日からの大学授業の準備も一緒に荷造りしていて、自分がどういうイメージでくくられるべき人間か、しだいによくわからなくなる。
ちなみに、来週土曜日の文芸漫談(下北沢タウンホールにて19時より)のため、『岬』『枯木灘』と読み直しを進め、『地の果て至上の時』に突入。
何度読んだことかしれないのは、付箋やドッグイヤーや書き込みの跡の多さでもわかる。
なので、別の文庫を使うことに。
当日も触れる予定だけれど、『軽蔑』を読み直したおかげで(8/25分を参照)、今までの中上読書とはまったく違う切り口が生まれている。
特に文芸漫談の今回の対象である『枯木灘』において意外なほど顕著なのだが(しかし、なぜかこれまで指摘されてこなかったと思う)、テキストのいたるところに「草」と「木」と「花」が出てくるのである。
「土」や「日」や「風」にテーマ的な注目が集まりがちだった中上健次テキストには、『軽蔑』ならずとも本来的に植物が異様なほど横溢していることに俺は驚き(中には、「秋幸は一本の草だった」とさえ書かれている)、ひとつとして落とすことなく数えあげてみたりしながら読書を進めているのだった。
続きは舞台で。
SAVE BURMA!