2007/12/24-b

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 あ、You Tubeにあったなんて!

http://www.youtube.com/watch?v=2bAOnzIu70k&feature=related

 ずっと気になってた80年代のラップ。
 『rapping duke』
 デジタルデータを持っていなかった。
 ジョン・ウェインの真似でラップする、非常に早い時期のパロディ。
 しかし、音楽的に優れたノリを持っている。

 しかも白人右翼のジョン・ウェインに黒人音楽をやらせるという発想において、素晴らしく批評的でクレバーなラップなのだ。
 こういうラップの批評性が、当時極東でヒップホップをやりつつある自分をどれほど励ましたか。

 ちなみに、「細野のCOME BACK」を作る際の打ち合わせで、俺がイチオシした名曲で、BPMののろい感じもやっぱり今聴いても好きだ。
 

 Doug E. Fresh & Slick Rick『The SHOW』と並んで、俺がヒップホップ史上、強く影響を受けたナンバー。


 ある種クリプレ的に皆さんに教えてしまいますが、これまた非常に早い時期に現れた女性ラッパー(確かトレヤドンニャとかいう。アナログ盤はYO-KINGにあげちゃった)、『boogaloo』という12インチも、俺には重要。

 この『boogaloo』のアプローチは、現在のヒップホップでも誰もやってないと思う。
 世界的に。


 あとはZ3MC'S
 ただし、こちらはラップの乗せ方ではなく、トラックが刺激的で。

 
 俺の偏愛するオールドスクール。



 結局眠れなかったので、You Tubeさまよううち、こんな話に……。

 
 
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2007/12/24

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 昨日(23日)はまず午後二時から『原宿パフォーマンス+』

 冒頭客入れ状態でのASA-CHAN宇治野宗輝さんのセッションがいい。そしてそれを他の出演者が袖に出てきて観てるのが、フェスっぽくてなおよかった。

 今回初めて観たcontact GONZOはその名の通り、殴りあい、蹴りあい、もみあうことをセッションとする町の不良集団という感じで刺激的で、コンタクトをダンスの中心に置くフォーサイスをストリートの喧嘩レベルに引きずり下ろしている行為の知性が光る。
 アドリブの喧嘩が目の前で偶発する。肉の音がする。拳が相手の体に食い込む。殴る側、殴られる側の身体の相互の動きがダンスとなる。
 重なる男たちの体がフランシス・ベイコンの絵画を思わせる形になる瞬間の多くも、美的レベルの高さで俺を驚かせてあまりあった。

 ストロングマシン2号は、来年中学生になってしまうため、ランドセル姿でのダンスは見納めに近いという話で、そのタイミングでパフォーマンス界に進出した先見の明も輝かしく、ダンスはもちろんハイテク。
 彼女の登場を受けて康本雅子がどう踊り返すのかが見物。

 OFF Nibrollの映像とダンスと演劇の融合も進化いちじるしく、「ボクデス&五月女ケイ子」のアニメ・リミックスとライブペインティングのミックスも日本にしかないパフォーマンスの頂点を示しており、

 俺は基本的に、この吾妻橋ダンスクロッシングを中心にした一団が、世界のダンスのある種の突端にいることは間違いないと思った。

 だが、問題の康本さんのソロの前に、俺は仕事で退出せざるを得ず、残念きわまりなかった。「男子はだまってなさいよ!」も観たかったのだが……細川(徹)、ごめん。

 
 そうそう、ちなみに、ステージ外でビデオインスタレーションをしていたのは、俺が肩入れしているChim↑Pom

 今回はエリイがゴスロリ姿で両手にカラスの剥製を持って、東京中のカラスを上空に召喚するというパフォーマンスであった。
 ある音を使って実際、おそろしい数のカラスを呼び寄せたエリイは、バイクの後部座席に乗って移動するのだが、カラスの大群はそれを追って空を蛇行する。

 悪夢のような、昔のモノクロ映画のような映像。
 渋谷でドブネズミを捕獲してピカチュウの剥製を作った「スーパーラット」のシリーズ上に位置づけられる、TOKYOをよく象徴化したパフォーマンスである。

 Chim↑Pomには、会場で会ったが、先日のオークションのお礼だということで、作品引換証明書をもらった。うれしかった。
 次に作る作品の最高のエディションをくれるというのである。
 俺は二枚提示してもらった写真のうち、政治的に大変過激な一枚を選んだ。くわしい内容はまだ書けない。

 『原宿パフォーマンス+』のあとは、ABC書店本店でPLANTEDのトークショー。
 ルーカス(B.B)尾原(史和)さんと。
 これが、雑誌作りを通してクリエイティブの中心を考えるいいトークになった。
 そのままスタッフを含め、みんなで中華を食べに繰り出す。



 そして、本日。世間的にはクリスマス・イブだが、俺はまず新宿に講談を聞きに出たのであった。
 神田山陽「デュシャンの穴熊戦法」
 こんなタイトルをつけられたらチェックせざるを得ない。
 事実、デュシャンの作品名をちりばめた話であったが、筋書きとチェス的思考はそれほどからみあってはいなかった。
 きたろう師匠(中村)有志さんと並びの席で鑑賞。

 で、文化放送の『グリーン・フェスタ』を収録しに浜松町へ。
 収録後、ランテンヌ四谷(俺と柳生真吾さんが緑化プロデュースを引き受けることになった、文化放送跡地のマンション)の図面を見る。
 ビオトープを都会に作ろうというコンセプトをよく活かしてくれた計画変更に、ちょっと感激さえする。


 家に帰ってうつらうつら。
 二週間ほどの体調不良の最大の自覚症状は、異常な眠気に襲われることで、それが吐き気をともなうほどの深い眠気であり、さらに困ったことにはいざ眠ろうとしてもそれが出来ないのである。
 だるい眠気だけがある。

 ともかく、横になれる時に“発作”が来たら、迷わず寝ころぶという方針を貫き、ソファで寝ていると今日は眠れた。
 この繰り返しで体力を回復していくしかないのだろう。


 11時半過ぎにがばっと起きたのは、「今日、『くりぃむナントカ』の日じゃん!」と思ったからで、後半の竹山くんのくだりを観て俺は案の定、めちゃくちゃ笑った。

 俺がこれほど笑う番組は『くりぃむナントカ』しかないわけで、それがほとんど『虎の門』スタッフで作られていることを思うと、自分の好みって一定なんだなあとしみじみするし、好みを共有する人たちと番組作れる自分は幸せだとも感じる。


 そろそろ眠気がまた来そうなので、寝ます。

 
 
 
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